Jeepグランドチェロキー(WK2系)のモニター不良でお困りの方へ。 「エンジンをかけても画面が映らない」「走っている途中で突然消えた」「ラジオもバックカメラも出てこない」——この症状はモニターだけが壊れているとは限りません 。当社が実際に診断した2019年式(走行約6万km)では、ラジオ(Uconnectヘッドユニット)そのものが車両ネットワークから落ちていました 。このページでは、実際の診断機のデータをそのまま公開しながら、原因の見分け方と直し方を解説します。
★4.8 Google評価 (71件・2026年9月現在)
6ヶ月 商品保証付き
全国 加盟店ネットワーク
21系統 全システム診断
先に結論|グランドチェロキーのブラックアウトは大きく3つ
画面が映らないとき、故障している場所は「画面」「映像を送る経路」「送り元のヘッドユニット」 のどこかです。当社の施工経験では、次の3パターンに分かれます。
① 映像ケーブル系 LVDS(映像信号)の異常
出るコード
B156D-00LVDS Video Cable
② ヘッドユニット系 ラジオがネットワークから落ちる
症状の出方
画面・音・カメラが全滅エアコン表示も消えることがある
⚠ 先に知っておいていただきたいこと
診断機にコードが出ない故障があります。タッチパネル(デジタイザ)の劣化によるゴーストタッチは、全システムを診断してもエラーが1件も出ません。 「エラーが出ない=故障していない」ではない、というのがグランドチェロキーの厄介なところです。
実例|2019年式・走行約6万kmのブラックアウト車を全システム診断した結果
2026年6月、画面が映らない状態で入庫した2019年式グランドチェロキー(走行距離 60,103km・車両ソフトウェア V11.12) を、ThinkCar Master X で21系統すべて スキャンしました。以下は、そのときの実データです。
▲ 実際の診断画面。中央下の RADIO が赤 =異常、その周りの BCM / DSM / ICS / HVAC / CSWM が黄色=「ラジオとの通信損失」
検出された故障コード(9件・すべて「作動=現在進行中」)
システム
コード
内容(診断機の表記)
状態
DSM (ディスプレイ)
B156D-00
Low Voltage Differential Signal (LVDS) Video Cable
作動
DSM (ディスプレイ)
U0184-00
ラジオとの通信損失
作動
ICS (統合センタースタック)
U0184-00
ラジオとの通信損失
作動
BCM (ボディ制御)
U0184-00
ラジオとの通信損失
作動
HVAC (エアコン)
U0184-00
ラジオとの通信損失
作動
CSWM (シート・ホイール)
U0147-00
テレマティックスゲートウェイとの通信損失
作動
SGW (セキュリティゲートウェイ)
U0001-00
CAN Cバス
作動
SGW (セキュリティゲートウェイ)
U0011-00
CAN内部バスオフ性能
作動
BCM (ボディ制御)
P1009-00
Humidity Sensor Module
作動
※ 表は横にスクロールできます
決め手は DSM の「B156D-00 LVDS Video Cable」
LVDS とは、ヘッドユニットから液晶画面へ映像そのものを送っている信号線 のことです。ここにコードが立っているということは、「映像が画面まで届いていない」ことが機械の側から裏づけられた という意味になります。画面が真っ暗になる症状と、コードの内容が一致しています。
もうひとつの手がかり|「ラジオとの通信損失」が4系統から同時に出ている
注目していただきたいのは、U0184-00(ラジオとの通信損失)が DSM・ICS・BCM・HVAC の4つから同時に出ている 点です。1つのモジュールが「ラジオと話せない」と言っているだけなら、その1系統の問題かもしれません。しかし4系統が同時に同じことを訴えている のは、ラジオ(Uconnectヘッドユニット)の側が車両ネットワークから丸ごと外れている ことを示します。トポロジ図で RADIO だけが赤くなっているのは、そのためです。
グランドチェロキーのヘッドユニットは、単体で完結したオーディオ機器ではありません。CAN Cバス を通じて、エアコン表示・バックカメラ・ステアリング操作・センタースタックの表示までを束ねています。今回のように U0001-00 CAN Cバス と U0011-00 CAN内部バスオフ性能 がセキュリティゲートウェイ(SGW)側にも立っている場合、バス全体の通信品質が落ちている 状態を疑います。
この車両の原因は、後付けされていたTVキャンセラーの経年劣化でした。 TVキャンセラーは、車両のCAN通信に割り込んで動作する部品です。取り付けから年数が経って内部が劣化すると、割り込んだ先の通信そのものを乱すようになり 、今回のようにラジオ(Uconnectヘッドユニット)が車両ネットワークから落ちる 不具合につながります。すべてのブラックアウトがTVキャンセラー起因だと申し上げているわけではありませんが、装着から年数が経ったTVキャンセラーは、それ自体が故障の発生源になり得ます。
見落とされがちな「正常だった15系統」=ここが大事です
故障コードと同じくらい重要なのが、コードが出なかった系統 です。この車両では、以下の系統がすべて正常 でした。
✔ PCM(エンジン)
✔ TCM(ミッション)
✔ ABS
✔ SRS/ORC(エアバッグ)
✔ EPS(パワステ)
✔ IPC(メーター)
✔ RFH-TPMS
✔ PTS
✔ ESM
✔ ASCM
✔ SCCM
✔ AFLS
✔ DTCM
✔ DDM
✔ PDM
つまり走行に関わる部分は何ひとつ壊れていません。 異常が出ているのはインフォテインメント(ナビ・オーディオ・表示)のかたまりだけ です。ここが確認できると、「エンジンやミッションまで手を入れる話ではない」と早い段階で切り分けられます。
TVキャンセラーが付いている車は、必ず申告してください
先ほどの実例のように、後付けのTVキャンセラーが経年劣化し、CAN通信を乱していた ケースがあります。TVキャンセラーは取り付けた時点では問題なく動いていても、年数が経つにつれて不具合の発生源に変わっていきます。 そのためあとづけ屋では、TVキャンセラー(TV-KIT)との併用は基本的におこなっていません。
⚠ TVキャンセラーについてのあとづけ屋の方針
CAN通信のエラーや、純正制御ユニットの不具合につながる可能性があるため、TV-KITとの併用はおこなっていません。 とくに取り付けから年数が経ったTV-KITは、経年劣化そのものが不具合の原因になります。 すでに装着されている車両は、必ず交換したうえで施工します。 TV-KITが付いている車両は、ご相談の時点でその旨をLINEでお知らせください。
なお、運転者が映像を見られるのは停車中のみ です。
直し方は2つ|純正を直すか、ユニットごと替えるか
A. 純正を修理する ディーラー/リペア業者
向いている場合
保証が残っている原因が単純な接触不良など
弱いところ
同じ部品に戻る 年数が経つと再発しやすい
B. ユニットごと交換 車種専用ハイテックナビ
向いている場合
保証が切れている再発を止めたい/大画面にもしたい
強いところ
画面ごと新品になる 劣化した液晶・タッチ面を丸ごと刷新
とくにゴーストタッチ(勝手に反応する・押しても効かない)は、診断機に1件もコードが出ません。 ソフトのリセットやアップデートでは直らず、ディスプレイごと交換しないと根治しない というのが、当社が2018年式SRTで実際に確認した結論です。
⚡ ブラックアウトでよくある回り道
バッテリーを外してリセット → その場は直るが数日で再発
「モニターだけ交換」で見積もり → ヘッドユニット側が原因だと直らない
診断でコードが出なかったので様子見 → タッチパネル劣化はコードに出ない
安い社外品を付けたがバックカメラ・ステアリングスイッチが死んだ
当社は入庫時に全システム診断で状態を記録してから 作業に入ります。先ほどの2019年式は、入庫の翌日にお引き渡し まで完了しました。商品6ヶ月保証付き/全国の加盟店ネットワークで施工対応 。
あとづけ屋の直し方|車種専用ユニットへの交換
当社は、グランドチェロキーの年式ごとに設計した専用ユニット を開発・在庫しています。純正のダッシュ形状に合わせたベゼルで一体化するため、大きな加工をせずに13.3インチの縦型大画面へ入れ替えられます。純正リアビューカメラ・ステアリングスイッチは継続して使えます。
▲ 交換後の実機(2014〜2020年式)。画像クリックで商品ページへ
画面:13.3インチ 縦型(テスラスタイル) / 解像度 1080×1920
OS:Android 12 (入荷ロットにより Android 10〜12)
メモリー RAM 4GB / ストレージ ROM 64GB / プロセッサ 8コア
スマホ連携:有線・無線の両方に対応
Bluetooth・GPS・音声テストは1台ずつ実機で確認してから出荷 しています
純正リアビューカメラ・ステアリングスイッチ 継続利用可
🛡 商品6ヶ月保証付き
納期:約6週間(受注制作のため)
グランドチェロキー ナビ交換の商品ページを見る →
交換するときの年式別の注意|ETCとカメラは年式で変わります
グランドチェロキーは2011年〜2013年、2015年、2018年にプチマイナーチェンジ があり、取り付け方法が異なります。とくにETCの扱いが年式で変わる 点は、事前に知っておいてください。
2011〜2013年式 WK36A / WK57A(前期型)
ETC
✔ 純正のまま流用できます 交換の必要はありません
⚠ 2014年式以降のETCについて
2014年式以降はETCがUコネクト(純正ヘッドユニット)と連動している ため、ナビを交換すると制御信号が切れ、そのままでは使えなくなります。当社では独立給電の社外ETCへの置き換え をあわせてご提案しています。2011〜2013年式は、純正ETCをそのままお使いいただけます。
動画で見る|交換後のグランドチェロキーはこうなります
実車での取付と、純正カメラ連動・スマホ連携の動作を当社代表が実演しています。「本当に自分の車で動くのか」が気になる方は、まず仕上がりのイメージをご確認ください。
VIDEO
動画でわかること
純正Uconnectから13.3インチ縦型画面 への変化
Googleマップ・スマホ連携の実際の動き
純正バックカメラがそのまま映る 状態
ステアリングスイッチが継続して使える様子
お客様の評価|Googleクチコミ ★4.8(71件・2026年9月現在)
★★★★★
4.8
Google クチコミ 71件 の平均評価(2026年9月現在)
※ あとづけ屋(店舗)全体の評価です
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 画面が真っ暗になりました。モニターだけの故障ですか?
断定はできません。実際に当社が診断した2019年式では、モニター側(DSM)に B156D-00(LVDS映像ケーブル) が立っていた一方で、ラジオ=Uconnectヘッドユニット自体が車両ネットワークから落ちていました 。「モニターだけ交換」で見積もると直らないことがあるため、まず全システム診断で切り分けることをおすすめします。
Q2. バッテリーを外してリセットしたら直りました。このままで大丈夫ですか?
一時的に復帰しても、数日から数週間で再発することが多い です。通信系のエラーは、電源を落とすと記録ごと消えて「直ったように見える」ことがあります。再発するようであれば、記録が残っているうちに診断を受けてください。
Q3. 診断してもエラーが出ませんでした。故障していないということですか?
いいえ。タッチパネル(デジタイザ)の物理劣化は、診断機に1件もコードが出ません。 勝手に反応する「ゴーストタッチ」や、押しても効かない症状がこれにあたります。当社が2018年式SRTで確認したケースでは、全システムを診断してもタッチ系のコードはゼロで、ディスプレイごと交換して根治 しました。
Q4. TVキャンセラーが付いています。そのままで大丈夫ですか?
必ず事前にお知らせください。あとづけ屋ではTV-KITとの併用は基本的におこなっていません。 CAN通信のエラーや純正制御ユニットの不具合につながる可能性があるためです。実際に、2019年式のブラックアウト車では後付けTVキャンセラーの経年劣化がCAN通信不良を引き起こしていました。 TVキャンセラーは取り付け時に問題がなくても、年数が経つと内部が劣化し、それ自体が故障の発生源になります。 そのため装着から年数が経っているものは、交換したうえで施工します。
Q5. 交換するとETCはどうなりますか?
年式で変わります。2011〜2013年式は純正ETCをそのまま流用できます。 2014年式以降はETCがUコネクトと連動しているため、ナビ交換にあわせて独立給電の社外ETCへの置き換え が必要になります。
Q6. 純正のバックカメラやステアリングスイッチは使えますか?
はい、全年式とも純正リアビューカメラは継続利用できます。 ステアリングスイッチも音量・選曲操作を継続してお使いいただけます(取付時に設定を行います)。サイド/フロントカメラは年式ごとのユニット加工が必要です。
Q7. 修理・交換にはどれくらいかかりますか?
ユニットは受注制作のため商品納期は約6週間 です。ユニット到着後、国内で検品・テスト・日本語設定を行ってから取付予約へ進みます。取付作業自体は2〜3営業日 が目安で、先ほどの2019年式は入庫の翌日にお引き渡しまで完了しました(車両により異なります)。工賃は別途で、取付店舗でのお支払いとなります。
Q8. 保証はありますか?
はい、商品6ヶ月保証 が付きます。万一の初期不良は無償交換で対応します。
Q9. DIYで交換できますか?
配線加工とUコネクト側の設定が必要になるため、専門店での施工を強くおすすめします。 取付を誤ると純正部品にダメージを与える可能性があります。全国の加盟店ネットワーク から、お近くの施工店舗をご紹介できます。
まとめ|ブラックアウトは「どこが落ちているか」を先に確かめる
画面が真っ暗=モニターの故障、とは限りません。 実例ではヘッドユニット側がネットワークから落ちていました
U0184-00(ラジオとの通信損失)が複数系統から同時に出ていたら 、ラジオ側を疑います
B156D-00(LVDS映像ケーブル) は、映像が画面まで届いていない裏づけになります
ゴーストタッチはコードに出ません。 「エラーなし=正常」ではありません
TVキャンセラーは経年劣化で不具合の発生源になります。 付いている場合は必ず申告してください
走行系(エンジン・ミッション・ABS・エアバッグ)が正常なら、直す範囲はインフォテインメントだけ に絞れます
当社は入庫時に全システム診断で状態を記録してから ご提案します。「モニターだけ替えれば直る」と決め打ちせず、まずは症状と年式をお聞かせください。
📍 診断・修理のご相談・ご予約
電話:03-5364-9455 (11:00〜 / 火・水定休)
LINE:@686kahfp
店舗:〒167-0031 東京都杉並区本天沼1-1-15-1F ヴィラすぎなみ
Google評価:★4.8(クチコミ71件・2026年9月現在)
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