カーナビはそれぞれの車に搭載することのできるサイズが限られており、例えば大きいモニターのカーナビを取り付けたいと思っても、スペースが確保できなかったり、取り付けるブラケットがなかったりすることがあります。
そのため、カーナビを選ぶときには画面のサイズに注意しておかなければなりません。
また、画面サイズだけでなく、車のダッシュボードに埋め込む「インダッシュ型」にするのか、ダッシュボードの上に設置する「オンダッシュ型」にするのかによっても選び方が変わってきます。
好みもあれば、機能的な部分でも選ぶことができますし、見た目や車によっても選ぶ範囲が限られてくるので知っておきましょう。
カーナビを取り付けるときに、インダッシュ型でよく言われているのが「2DIN」のカーナビです。
このDINというのは、ドイツの工業規格の略称となっており、Dサイズとも言われています。
1DINが横180mm高さ50mmの規格になっていて、カーオーディオでモニターのないようなサイズだと大体1DINのものが一般的に出回っています。
カーナビは2DINとなっていますので、横180mmの高さ100mmサイズ。これは1DINを2つ積み重ねたサイズということになりますね。
日本の国産車は、2DINのサイズであれば取り付けスペースが確保されているので、そこまで悩む必要はありませんが、外車(特にヨーロッパ)になると1DINのスペースしか確保されていないことも多々あります。
取り付けを考えている方は、そこも忘れずにサイズを選ぶようにしましょう。
ちなみに画面が9インチサイズであれば、取り付けることができるようになっています。
また、大画面を楽しみたい人に向けては車種別専用のブラケットとセットになった10インチや11インチの画面サイズのカーナビも販売されており、車の中でDVDなどを観賞したい人にとっては重宝するサイズとなるでしょう。
カーナビタイプは上記にあるように、インダッシュ型とオンダッシュ型があります。
インダッシュ型は、ダッシュボードの中に埋め込むタイプなので、見た目がスッキリしており、今現在のカーナビではもっともポピュラーなタイプとなるでしょう。
このインダッシュ型はほとんどがオーディオ一体型のモデルとなっていますので、USBなどのメディアを使って音楽を楽しんだり、DVDやテレビを見ることもできることから、車の中で好きなことを楽しむためのツールとしても使われています。
また、オーディオの性能を追求したモデルも数多く、「高音質」を売りにしているカーナビもあったりするなど、幅広く楽しむことができるのがインダッシュ型の特徴です。
では、オンダッシュ型はどういったものなのかというと、ダッシュボードの上に吸盤や両面テープで簡単に固定することができて、カーナビとしての機能だけを使いたい人にとってはおすすめのタイプです。どんな車種でも取り付けることができるのと、好きな場所に簡単に設置できることがオンダッシュ型の魅力です。
何より嬉しいのは低価格のモデルが豊富なとこではないでしょうか。
近年の車は1DINの横180mmを超える200mmまで取り付けることのできるワイドサイズに対応した車種も増えてきていますし、ナビを持ち歩きをすることができるタイプもあります。
知らない土地にいった時に歩きながらカーナビを使うなんてこともできるようになっているので、本当に便利になりましたね。
自分の好みに合わせて、インダッシュ型・オンダッシュ型と好きなタイプのナビを設置できれば、ドライブも楽しくなりますね。
さらに取り付けをDIYすれば、車だけでなくナビに対する愛着もより一層増すことでしょう♪
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