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 公開日: 2020/07/14

ナビが凄い!コネクティッドカーの感想

Category: IOT / News / 気になる情報 Tag: / / / / / / 公開日: 2020/07/14Category: IOT / News / 気になる情報
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コネクティッドカーとは

コネクティッドカーとは「インターネットに常時接続」し、渋滞情報などを収集して他の車と共有したり、自動運転や車両の状態管理、事前の危機回避などを行う車・バイクのことです。この定義で行くと、もちろんアンドロイドナビ取付け車もコネクテッドカーといえます。

今回はそんなコネクティッドカーの中から、ホンダの「自立」し「自動運転」を可能としたバイクと、ドライバーのゼスチャーを理解し、指1本の動きで車体をコントロールできるBMWのバイクを紹介。

「バイクの未来」を感じていただきます。

それではそれぞれの機能を見ていきましょう。

Honda Riding Assistant

先ずはホンダのコンセプトバイクを紹介します。

 

・自立するバイク

バイクなのに「自立」して走行するだけではなく、「自動運転」を実現しています。そして前を歩く人間を認識。フォローして追従します。まるで小さい子供のようです。

 

自走だけでもすごいのに、なんとバイク自身が左右を確認して危険がないか確かめています。自分で分析をして、安全を確保そして自ら走行していく様はまるで親の後を一生懸命付いて行く子供のようです。

自動運転もここまでくるとは。という感じ。

右見て左みたら、そのうち手あげて信号渡ったりするかもしれん・・・。と感じました。(嘘)

 

BMW Motorrad Vision Next 100

次に紹介するのはBMWのコンセプトバイク。

これは筆者としてはテンションが上がりまくる、感動的なバイク。まさにヒーローになれるバイクです。

 

・ゴーグルセットでモニター出現

 

まずはモニターとなるゴーグルを装着します。ドラゴンボールのスカウターみたいな感じ。

ゴーグルをかけると目の前に地図が表示され、タッチすることで目的地を設定することができるらしいです。

こ、これは劇場版SAOそのまんまじゃないですか!!

もちろん指先でズームしたり、スクロールすることも可能!VRゴーグル掛けてグーグルマップを使うような感じ。

必要な情報は全てゴーグルの中に!

 

 

ナビの案内画面はゴーグル越しに表示されます。ハンドルのような逆三角形マークが自分のバイクで、この後通過する予定のラインを表示しています。

通常カーナビですとモニター画面を見ながら行き先を確認しなければいけませんが、これだとゴーグル越しに見えるから安全性が段違いです。

 

通信技術が相互通信で行われている為、通常時はブルーだった表示(上の写真を参照)が、急カーブなどの危険をキャッチすると「赤」に変わり、ドライバーに危険を知らせてくれます。

・ジェスチャーで操作!

さらにこのバイクは人間のジェスチャーを理解します。

例えば指を左右に指し示すことで、ウインカーを出したりすることができるのです

アンドロイドナビやスマホアプリなのでジェスチャーコントロールはわかりますが、バイクがジェスチャーに反応する技術はすごすぎて、頭が追い付いて行きません。

ドライブの途中で休憩したり、きれいな景色を眺めて停車した後も、指をまっすぐ差し出すだけで再び目的地を表示。残りの所要時間も教えてくれます。

 

 

コネクティッドカーで最もありがたいのが、この「危険を知らせてくれる」機能です。

トンネル内のカーブなど、事故が起こりやすい場所が近づくと、アクシデントを避けるように状況を分析して教えてくれるのです。

あらかじめ登録されてあるポイントで危険情報を教えてくれる従来のナビやレーダー探知機と似ている気がしますが、その機能とは別ものですね。

まっすぐ一本指で指示を出すことで「直進」したり、走行中に指で指示を出すことで、カーブすることも可能なのがすごいと感じつつも、これまでのバイクの操作よりも「簡単」にできてしまうため、ジェスチャーを間違えた時にどうなってしまうのかが心配になりました。

 

・セキュリティに気をつかう必要なし

バイクを降りても、鍵をかけたりセキュリティに気をつかうことはありません。

ユーザーが認識されていて、他の人ではバイクが起動しないからです。盗まれる心配も不要!!!ナイト2000のバイクバージョンですね!

 

MaaSとの関わり合いも見たい

既存のナビゲーション技術から自動運転の開発、プラスαでインフラの整備が整ったらもっともっと便利な世の中になりそうです。アンドロイドナビでも常時ネットに繋がっていてだいぶ便利にはなってきていますが、技術の進化はすごいですね。

コネクティッドカーと、MaaS(Mobility as a Service)との連携をどのようにして行っていくか、現在の人の移動手段は目的地まで自分でアプリを使いタクシーを呼んだり、レンタカーを予約したりしますが、次世代のMaaSだとAIが目的地まで最適な方法を選んでくれて、アプリで乗り物の配車や経路の検索、更にはアプリから支払い方法まで一発で出来るようになってきます。

海外ではもう実験的に運用されていて定額制でシェア自転車や自動車レンタカーまで選べて更には車種の選択も可能とのことです。

「駅前でバイクを降りて電車に乗ると、バイクは自動運転で自宅に戻っている」というところまで技術は進化してきています。ナイトライダーの車、ナイト2000の車が本当に現実になって来てます。AI搭載の車で自動運転!

※MaaSとは、ITC(インターネット・情報通信技術)を活用して、車、バイク、公共交通機関(バス・電車)、キックボードといった移動手段を統合。

ITCとはITのちょっと先に行った技術で情報を送ることも、受け取る事も出来るもので、常時ネット接続されたITC機能を搭載した車がコネクテッドカーとういう事になります。

より無駄なく、スムーズに移動できることを目指したものです。

出典 THE TOP 7 future Motorcycles concept THAT WILL BLOW YOUR MIND 2018-2019

 

あとづけ屋では、今後も車好きだけでなく、バイカーが喜ぶ情報もたくさん取り揃えていく予定です。

ぜひ、チェックして見てくださいね!