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2020年2月4日、アメリカ、ロサンゼルスワールドプレミアにてフルモデルチェンジしたキャデラックエスカレードが発表されました。
エスカレードはキャデラックのフルサイズSUVで日本市場にも入ってきており、キャデラックの中でも最上級SUVです。
新たに刷新されたデザインと高機能についても解説します。
業界初の湾曲したOLEDパネルの魅力も満載です!
先日発表されたキャデラックXT6でも採用されている新しいデザイン言語での設計を活かしたデザインでよりスリムになったLEDヘッドライト。
テールライトは引き続き垂直配置のバーチカルリアライトを採用しており、よりスマートな印象になりました。
新型エスカレードのボディサイズは、全長5382mm、全幅2059mm、全高1948mm、ホイールベース3071mmと以前よりさらに大きく作られています。
足回りは22インチの大型アルミホイールを使用し、高級感もバッチリです。
また、この足回りについては各々独立したマルチリンク対応のエアサスペンションを採用しており、状況に合わせて車高を調整し、今まで以上の快適な乗り心地を実現しています。
今回、新開発の6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンが搭載され、420馬力、最大トルク460Nmを備え、とてもパワフルな走りが実現。
そして今回エスカレード初のディーゼルエンジン仕様も選択可能に。
Duramax製の3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボは、最高出力277馬力、460Nmの性能を持ち合わせており、全長5382mm×全幅2059mm×全高1948mmのボディを運ぶのも楽々の性能となっています。また、1ガロン(3.78541リットル)33マイル(1mile約1.6km)と環境にも配慮された設計になっています。
両エンジンともAT10速トランスミッションを組み込んでいます。
新型エスカレードのインテリアには、初めて内装にギデオンウィスパーベージュのコンビネーショントリムが採用されました。
また、8色のカラーやトリムも選択可能で、ステッチやキルティングパターンも組み換えてシートデザインを個性あふれるものに変更できるのも嬉しいオプションです。
また、今回は全長5382mmのロングボディは従来モデルよりさらに大きく設計され、独自開発のリアサスペンションにより、後部シートはゆったりと座れる様になり、アクセスも抜群に向上しました。
特に3列目のシートは10インチ以上広くなり、さらに快適な空間へと改善されました。
今回のインテリアはキャデラックのコンセプトカーの「エスカーラ」の影響をより強く受けています。
物理的なスイッチと電子制御の組み合わせを駆使して作られた運転席はより感覚的に操作できる様改善されていますし、ファッション性も高く、かつ高性能なオプションインテリアは、中央部分に特製ファブリックを使用しています。
今回のキャデラック新型エスカレード には業界初となる大型OLEDディスプレイを採用しており、左から7.2インチのドライバー情報を表示するディスプレイ、14.2インチのメーター、ガソリン量などを表示するディスプレイ、16.9インチのナビやWi-Fi情報などを表示するディスプレイと合計約38インチの巨大ディスプレイとなっています。
また、こちらの画面は湾曲された設計で視線の移動も少なく、可読性に優れています。
解像度はなんと4Kの2倍!
このOLEDディスプレイにはタッチディスプレイが採用されています。
メータークラスターに必要だったフードも必要がなくなり、よりすっきりした印象へと変わりました。
音響設備には世界的に知られているAKG製のオーディオシステムを業界では初めてカーオーディオシステムに導入。
オプションで装着できる「AKGスタジオリファレンスシステム」は28ch仕様のアンプ3基に36基のスピーカーを搭載しており、驚く程鮮明でクリアなサウンドが車内で楽しめます。
※標準装備の「AKGスタジオシステム」には14chアンプ搭載、19スピーカー・大容量シールドボックスサブウーハーシステムが構築されている。
また、こちらのスピーカーを使って前席と後部座席との会話もストレスなく行えます。
4代目キャデラックは16スピーカーの「BOSSシステム」プレミアムサラウンドサウンドシステムでした。
高速道路運転支援システム「スーパー クルーズ」が初採用されました。
このシステムはAR技術を使ったナビゲーションシステム、高精度 GPS、最新のドライバーアテンションシステムや、さらにカメラ、レーダーなどネットワークを駆使して、アメリカおよびカナダにおける20万マイル(32.2万km)以上の高速道路でのハンズフリー走行することができます。
また、ドライバーが変更したいウィンカーを出すだけで一つ隣の車線に変更してくれる機能も搭載されています。車線変更の際や、ドライバーが周囲に注意を払う必要がある場合、スーパークルーズの機能がいち早く警告を発してくれるのでより安全に運転することが可能です。いつでもマニュアル運転に戻る事ができ、「セーフティアラートシート」とズーム&散るとの調整を備えた最新世代のリアカメラミラーが含まれている。スーパークルーズの最新版にはドライバーがウインカーに触れて、進路変更をする意思表示するとこれによりシステムが車線変更できるか、安全におこなえるかを判断して自動で車線変更を行う事が出来る。
新型エスカレード は2020年秋ごろ北米にて販売開始予定となっています。
その他のエリアでも順次販売を開始することでしょう。
また、気になる価格ですが、参考価格は75,000ドル以上とのことです。
発売が待ち遠しいですね!
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エスカレードやATSでのテスラスタイルナビのような大画面ナビの装着を検討している方は、ぜひ一度あとづけ屋にご相談ください。
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