EV ニュース で有名なInside EVs(インサイドEVs)というEV関連ニュースサイトがあります。EV関連の情報が世界で最も早く、様々な話題を専門記者が投稿している有名サイトです。
残念ながら日本語には対応していませんが、2022年3月に報道された内容のポイントをまとめてみました。ご興味がある方はぜひ、参考にしてください。
なお、読みやすくするためにEV全体のニュースと主にEV車メーカー名で見出しを作成しています。
目次
ここでは、2023年3月に報道されたEV関連の総合の中からEV車全体の情報をご紹介します。
出典:Inside EVs
EV車市場の拡大は継続しており、BYD(中国)とテスラは他のメーカーより遥かに成長しています。Jose Pontes 氏が共有するEV-Volumesデータによると、1月に約 662,400 台の新しい乗用プラグイン電気自動車(EV車)が登録されたと報じています。
これは、前年同月比で10%<増になります。この中には、ベストセラーのテスラモデルYが54,417台、2番目がBYD Song Plusが49,889台、3番目がテスラモデル3が42,496台が新規登録された模様です。
このデータから、EV車はテスラとBYDが他社を引き離して成長していると指摘しています。
1月のメーカー別EV車販売台数の総合順位は以下のとおりです。
出典:Inside EVs
以下のとおり、中国ブランドがベスト10に5つ存在しますが、BMWがワーゲンを抜いて3位に浮上しています。
1.BYD – 143,783
2.テスラ – 100,760
3.BMW – 28,593
4.フォルクスワーゲン – 22,426
5.Mercedes-Benz – 19,624
6.ボルボ – 19,003
7.長安 – 18,408
8.SAIC-GM-五菱 – 17,677
9.SAIC – 15,640
10.李自動車 – 15,380
引用元:Inside EVs
Inside EVs で報道されたアウディーのEV関連ニュースです。
出典:Inside EVs
この記事の投稿者ダン・ミハレスク氏によると、「Audi Q6 E-Tron」は、ポルシェ マカン エレクトリックの姉妹車で、アウディのインゴルシュタット工場で製造される最初の EV 車です。
また、アウディは2025 年までに、合計 20 台の新車のうち、少なくとも 10 台の新しい電気自動車をデビューさせることを目指しているとしています。CEOのMarkus Duesmannは、年次会議で次のように述べました。
10台の新しいEV車の最初のモデルがまったく新しいものなのかどうかは定かではありませんが、おそらく「Audi Q6 E-Tron」をベースにしたものであることは、間違いないでしょう
ポルシェと共同開発したプレミアム プラットフォーム エレクトリック (PPE)アーキテクチャを使用するブランド初のモデルとして、2023年末に登場させる予定とのことです。
その他、詳しくは以下の引用元を参照してください。
引用元:Inside EVs
Inside EVs が報じたApex Motorsが開発した、電動スーパースポーツカー「AP-0」についての話題です。
出典:Inside EVs
Apex Motorsの「AP-0」(電動スーパースポーツカー)は、フロリダで開催された今年の Amelia Concours D’Elegance で、Attucks Apex AP0 として米国で発表されました。会場では、元FugeesのメンバーWyclef Jean氏がAP-0の歌まで作って披露するという注目を集めた発表となりました。
英国で設計され、米国で製造された「Attucks Apex AP0」は、2020年にコンセプトの形で発表されましたが、2023年現在は発売されています。その重量は、EV車としては破格の1,200kgで、リマック「ネヴェーラ」の半分程度です。650馬力で最大580Nmのトルクを発生する電気モーターを採用しています。
最高速度は305km/hで、0-96km/hの加速はわずか2.3秒です。
気になる方は、以下の引用元を参照してください。
引用元:Inside EVs
遂にアストンマーティンが、EVスーパースポーツカーをラインナップするとの報道です。
出典:Inside EVs
この記事の投稿者Angel Sergeev氏によると、アストン マーティンはモデル ラインアップの大規模なオーバーホールを準備していると報じています。
これによると、同社のローレンス・ストロール会長は次のとおりにコメントしています。
遂にアストンマーチンが、次のモデルのラインナップでEV車を発売するとコメントしています。どのようなスペックで登場するのか筆者を含めファンにとっては楽しみです。
ちなみに2016年に発売され300台のクーペと 199台のコンバーチブルが製造・販売されている「Aston Martin DBS 770 Ultimate」のプロモーション動画は、以下のYouTube動画で観られます。
さらに詳しい情報が知りたいという方は、以下の引用元を参照してください。
引用元:Inside EVs
これまでのモデルでは不可能だった、バッテリーバックアップを2024年からGMCが投入するとの報道です。
出典:Inside EVs
この記事の投稿者イウリアン・ドニストラン氏によると、2024年式ハマーEVからピックアップとSUVの両方で、新しいレベル 2車載充電器を一部のトリムレベルに標準装備し、全電動トラックで初めて双方向充電を可能にするとのことです。
19.2KWのレベル2 ACオンボード充電器を以下の内容で標準装備されます。
双方向充電は、EVの優れた機能であり、バッテリーから電力をエクスポートして、効果的にバックアップ発電機として機能させることができます。
EV車がどんどん進化していることが分かる記事です。
ランボルギーニが開発コード名「LB744」として、その仕様を伏せてきた内容を遂に明らかにしたとの報道です。なんと、V12と3つの電気モーターで1,000HPを発揮すると発表しています。
出典:Inside EVs
この記事の投稿者エイドリアン・パデアヌ氏は、アヴェンタドールの後継車でデビューする予定のプラグイン・ハイブリッド・パワートレインに関する最初の詳細を発表したのは、ランボルギーニの新時代の幕開けと報じています。
同氏によると、待望のスーパーカーは、コードネーム「LB744」と呼ばれ、まったく新しい自然吸気6.5リッターV12の特徴は、以下のとおりです。
出典:Inside EVs
LB744は、ハイブリッドセットアップのため、後輪にはICEが出力を送る一方で、前輪には2つの電気モーターが駆動。
新開発の8速デュアル・クラッチ・オートマチック・トランスミッションの上に配置された3つ目の電気モーターは、走行モードや道路状況に応じて後輪に動力を伝達します。
このように、LB744はV12と3つの電気モーターを組み合わせて、合計1,000馬力を発揮するとのことです。さすがランボルギーニ、モンスター級の次世代パワードレインを投入してきたと言えるでしょう。
さらに詳しく知りたいという方は、以下の引用元を参照してください。
引用元:Inside EVs
以上、Inside EVsの2023年3月に報じられたEV ニュースの中で気になる情報をピックアップしてお伝えしました。今後、当サイトではEV関連と自動運転に関する気になるニュースを同様にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
なお、あとづけ屋では、「EVスワップ」を事業化しています。詳しくは、以下の関連記事を参照してください。
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