カーオーディオについてのあれこれ基礎知識
カーオーディオとは何?という方に簡単な基礎知識を紹介していきます。
オーディオデッキ(またはヘッドユニットとも言う)は音の中心部であり核でもあります。最近の車だと標準でカーナビが装着されている車も多く、ヘッドユニットとは言わずにカーナビと言ったりもします。
カーナビとして利用する以外にも、音楽を聞いたり映像を楽しんだりできるので、オーディオ1つでドライブの印象が大きく変わります!
純正と市販の違いといえば、金額はもちろんですが、性能なども随分変わってきます。正直好みはあると思いますが、どちらの良さも知っていれば購入時の参考になりますので、ちょっとだけ見てみましょう。
目次
純正オーディオと市販オーディオの違い

純正オーディオ
純正オーディオの良さは、安心感。純正ですから何かトラブルがあってもディーラーへ持っていけば対応してもらえますよね。 また、その車に合わせた作りになっているので、車内の統一感も魅力の一つ。 ただ、メーカーの軽量化やコストパフォーマンスが優先なので、音質にこだわりはなく、それなりに音が鳴れば合格という状態です。 そしてやっぱり高いかな・・・・。市販のオーディオ
市販オーディオは様々なデザインが選べ、自分好みの音質や商品を組み合わせて自分の空間を作る事が出来ます。 何より断然安いから飽きてきたら違うモノのに変えられますし、気になる保証の部分も大体は購入した店舗で半年〜長いところだと1年くらい保証が付いているので、そんなに心配はないかな?と思います。 今では大画面タイプのナビも登場しているので、個人的には圧倒的に社外製ナビがオススメです。取付けサイズの種類

1DINサイズ
車両側の取り付けスペースが1DIN規格 サイズ:幅180mmx高さ50mm 旧車や軽トラなどが1DINサイズが多くあります1.5DINサイズ
シボレーやキャデラック・GMCでよく使われていたサイズです サイズ:幅が180mmに対してどっちつかずの高さ76mm 1990年代のアメ車に乗っていた人にはお馴染みのサイズですが、DIYカスタムしていた人達の中には、なんでこんな半端なサイズが存在するんだ!って思ってる人多いサイズです。2DINサイズ
丁度1DINサイズが2つ分なのが2DIN. サイズ:幅が180mmに対し高さが2倍の100mmとなります。 最近の車ではワイドサイズで幅が200mmのモデルもあります。 今主流のサイズ。見た目もそうですが、性能もたくさん種類があるので、選ぶのが一番楽しいサイズ♪2DINサイズ:最新アンドロイド10搭載5G対応カーナビ
カーオーディオについて
カーナビで地図を表示したり、車内でラジオや交通情報を聞いたり、CD/DVDを再生して音楽や映像を流したりする事が出来ます。
その他にもBluetoothオーディオやSDカードやUSBメモリで音楽や映像を楽しむ事ができます。
特殊な車ではない限り乗用車ならフロントスピーカー、リアスピーカーの4つのスピーカーからなっています。
また、車によっては小さいサイズの高音用スピーカーやサブウーハーが付いている車もあります。
スピーカーの種類
- セパレートスピーカー
- コアキシャルスピーカー
- サテライトスピーカー
- センタースピーカー
- サブウーハー
スピーカー交換するとどうなるか
交換するだけで純正とは違う高音質で聴く事が出来るようになります。 おススメはセパレートスピーカーです。 コアキシャルスピーカーは同軸スピーカーとも言い、中音・低音と高音専用が一体型になっていて、取付けしやすくお求めやすい価格帯のスピーカーです。 セパレートスピーカーは低中音域のスピーカーと高音専用のスピーカーが別々になっていて、高音用のスピーカーを高い位置に設置でき耳の高さに近いところで音を聴く事ができます。 車室内の空間が広いワンボックスタイプの車などでは、天井に張り付けるサテライトスピーカーがあり、後部座席までのスピーカー音の距離をかせげるため、臨場感あふれる音楽が楽しめます。 センタースピーカーは、多くの高級車などでは標準装備でダッシュボードの中央、センターに配置。DVDや映画を観る時にサブウーハーとセットで5.1chサラウンドにすると抜群の臨場感を発揮します!目の前で話しかけているような感じになり自分専用の小さな映画館やコンサートホールになるのが特徴です。 心地よい車内空間を演出するにはスピーカー交換が初めの一歩かもしれません。 メリットやデメリットは色々とありますが、時間と労力をかけてDIY取付けした喜びはプライスレスです!サブウーハーとは

- 高音域担当のツイーター
- 中域を担当するミッドレンジ
- 中低音を担当するミットベース
- 更に低い低音域担当のサブウーハーがあります
カーオーディオ用語説明
スピーカの種類は先ほどのとおりですが、付随して覚えておきたい用語もあります。
RCAケーブル
映像・音声機器などに多く用いられるアナログの映像・音声の入出力端子 ピンコードやピンケーブルなどとも言う。プリアンプ
電気信号を調整する為の物で入力の切り替えや音量。音質の調整などをおこなう装置。ある意味ではヘッドユニットを指している事がある。キャパシタ
大きなコンデンサで電気を蓄え放電できる蓄電装置パワーアンプ
電気信号を増幅する装置でスピーカーまでの小さい電気信号を増幅させて音を出せるようにするための機器 2ch、4ch、6chとチャンネル数が分かれているものと 通常の抵抗値(インピーダンス)は4Ωに対して、さらに抵抗の少ないローインピーダンスまで使う事が出来るハイカレントアンプ等もある。 因みに、抵抗が少ないという事は、ものすごい電流が流れるので熱がかなり発します。デットニング
車のドアをスピーカーボックスのようにし、ドアのビビリ音や制振によって、本来もつスピーカーの性能をフルに発揮できるようにする事デシベル
音の強さを表す単位(db)音圧レベルでデシベル 騒音でも〇〇デシベルと使います。イコライザー調整
音響環境の調整をしたり、音楽を自分好みの音に強弱をつけたり前後左右のバランスを行ったりします。 もちろんあとづけ屋おススメのアンドロイドナビ標準機能です。AUX・外部入力
AUXは外部機器から音声や映像をRCAケーブルで入力する端子で、アンドロイドナビではiPodなどの音楽プレーヤーやTVチューナー接続に使います。Bluetooth接続
2.4Ghz帯を使用する近距離通信規格です。対応機器とを無線で接続しハンズフリー通話や、音楽プレーヤーを使用する事ができます。MP3
音楽データを1/10程度まで圧縮出来てそれなりに自然な音楽を楽しめます。 CDやDVDと比べた場合、音質は劣ります。WMA
ウインドーズでおなじみのマイクロソフトが開発した音声圧縮フォーマットです。AAC
著作権保護やMP3では不可能であった事項が可能となって高音質化が特徴 ipodやiPhoneの標準フォーマットです。ビットレート
1秒間に転送できるデータ量。数字が高くなるほど高音質- 1,411kbps⇒CDのビットレート
- 320kbps⇒超高音質
- 256 kbps⇒高音質(iTunesPlus)
- 128kbps⇒標準(iTunes)
- 48kbps⇒高圧縮(ストリーミング)