乾電池を思い浮かべますか?家庭用のコンセントからきている電気?を思い浮かべますか?乾電池は直流というもので、家庭用の電気は交流というものになります。
普段何気なく使っている冷蔵庫や照明器具などの家庭用電化製品から、自動車に乗ればエンジンをかける時にもバッテリーから電気が必要になります。
難しい事は考えずに電気はプラスから流れてマイナスにいくんだなぁー程度に覚えておくと良いかもしれません。
ある一定の電圧が流れるものでプラスから出てマイナスに向かって流れていきます。
交流には周波数があります。1秒間にプラスとマイナスが交互に変化するもので、50回変わる物を50Hz(ヘルツ)、1秒間に60回変わる物を60Hz(ヘルツ)といいます。
車の電圧はカーバッテリーなら12Vや家庭用のコンセントなら100Vや200vです。加えてアンペアやワットなどという単位も出てきます。
電気を送り出すための力の量の事を言います。単位はV(ボルト)で表されます。数字が大きければ大きい程、電圧が強いということです。
実際に流れている電気の量の事を言います。単位はA(アンペア)で表します。車に付いているヒューズが10Aという表示ならそこには10Aまで電流を流せますよという事になります。
ちょっとした豆情報:「最近よくヒューズが飛ぶんだけどどうして?」説明書とか商品の箱の裏に書いてあるの読みなさい!と突っ込みたかったです!
シガーソケットでもタコ足配線する人ってやっぱりいるんですね。3連のシガーソケットにスマホやタブレットの充電器や加湿器などたくさんつけていればヒューズ飛びますって!
そんな人にはこの記事でも読んで参考にしてください。ヒューズから電源を取る方法
電力は実際に消費される電気によってどれだけの仕事が出来るかの量です。ヘッドライトの光を出したり、スピーカーの音を出す時に使われる単位になります。この値が大きい程電力消費がはげしいという事になります。
電力(W)=電圧(V)x電流(A) 180W=12Vx15A となります。
スピーカーや電装部品に180Wまでなら使えますという事になります。
あまり、数字とか英語やカタカナに計算とか出てくると飽きてきてしまうので、ちょっと電気の知識が分かったところで、当店人気のアンドロイド10搭載の大画面カーナビの紹介でいろいろと当てはめていきましょう。
これから出てくる抵抗値とか関わってくるので上記の簡単な計算式の解説とさせていただきます。
電気抵抗とは電流の通りにくさを値にしたもので、単位はΩ(オーム)を利用します。
カーオーディオではパワーアンプを増設したりサブウーハーを取付ける時にオームはやたらと関わってくる値です。
家庭用のアースと自動車用のボディーアースは別物です。
家庭用家電のアースはコンセントからそもそも緑色の線を繋ぐ場所がないとかで、つないでない例も多いです。
それは繋がなくても家電は動作しますが、漏電や過電流などのトラブルが起きた時の為に必要です保護設置とも言い、余計な電気を大地に逃がす事を言います。
車の電装部品はバッテリーのプラスから出てマイナスに戻るという性質があり、ボディーアースと言われているように車のボディー(鉄の部分)がマイナスの代わりになっているからです。
少しでも電気の事が分かって来るとご自身で電飾つけたり簡単なことから始めてみるのも楽しいかもしれません。エンジンいじるよりは比較的優しい分野だと思っています。
優しくないカーオーディオの世界という危険なジャンルもあります。サブウーハー取付け程度なら優しいですが・・・
アンプの改造からネットワーク作成とかとなってくると、同じ電気の世界ではありますが、電子工作のかなりマニアックな分野になってきます。
作業するにあたり、ヒューズを飛ばさない程度の知識があれば、重大な事故はだいたい防げます(多分)
まずは初歩的な事からコツコツとやっていくと、気が付けば教わる側から教える側になっていきますよ。それではレッツトライ!
直ぐできるDIYはこれ→フットライトをLEDに変えてみよう。