DIY - DIY教科書

ホーム > DIY > DIY教科書 > クライスラー300Cに社外ナビの取り付けは可能なのか?【もちろん可能です】
DIY - DIY教科書
 公開日: 2022/02/04 最終更新日: 2022/02/08

クライスラー300Cに社外ナビの取り付けは可能なのか?【もちろん可能です】

Category: DIY / DIY教科書 / DIY目玉記事 / カーナビ Tag: 公開日: 2022/02/04 最終更新日: 2022/02/08
Category: DIY / DIY教科書 / DIY目玉記事 / カーナビ
Tag:

2017年に生産終了の悲しいお知らせが届いたクライスラーの300。

2010年頃には、国内のセダンとは違ったラグジュアリーセダンとして爆発的な人気をほこっていましたよね。

特にアメリカンマッスルな5.8リットルHEMIエンジンを搭載した300Cモデルの人気はとても高く、ディーラー車、並行車共に高値で売買されていました。

そんな歴史を持つ300ですが、最近中古車市場の値段も落ち着いてきて、人気が再燃しつつあります。

しかし、外車で困りごとの上位に来るのが故障と、カーナビが日本対応していないことです。

アンドロイドナビの専門店として、A-carsさんの取材を受けさせていただいてから、当社にもハイテックナビのお問い合わせが増えております。

A-cars掲載

特に、最近の外車はエアコンがナビと一体になっていたり、配線のちょっとしたミスでインターフェースが動かなくなったりと問題も起きやすかったりしますので専門的な知識が必要不可欠です。

しっかりとした専門知識をもった業者に任せようと思うと、国産車の何倍もの工賃を取られたりするので、ナビの交換自体を諦めてしまう人も多いのではないでしょうか?

あとづけ屋では、輸入車のカーナビ交換の安さに絶対の自信を持っています。

さらにさらに、あとづけ屋ではDIYを全力でサポートするために、ナビの取り付け方法の一部を公開。
※取付方法やご質問等については、加盟店様以外ご案内不可とさせていただいております
※一般的な回答も不可

「世の中のみんなが車をもっと好きに」なれるような会社を本気で目指しているからこそのコンテンツです!

この記事では、クライスラ−300のハイテックナビへの交換方法について紹介していますので、参考にしてチャレンジしてみてください^^

とはいえ、今回紹介するハイテックナビへの交換へはエアコン関係の配線処理もあります。少しでも不安を感じたらプロにお任せを。

外車の場合、システム系などが故障すると数十万円の出費になってしまいますので・・・。

純正ナビはGARMIN製でインターフェースはパナソニック製

純正ナビはGARMIN製でインターフェースはパナソニック製

2代目にモデルチェンジをしたクライスラ−300には、当時国内初であるGARMIN(ガーミン)製の本国と同じ純正ナビがのまま搭載されていました。

インターフェースはパナソニック製の物で、純正のナビ画面にパナソニックのナビを映し出すような感じです。

よく分からんよって人は、パナソニック製のナビなんだなって思っておいて貰えばOKです。(笑)

ディーラー車であればそこまで不自由しないかもしれませんが、並行輸入車の方はナビの交換しないとナビがまともに使えないんですよね。

スマホの小さい画面に見入って事故を起こす前に、大画面のハイテックナビの検討をしてみてはいかがでしょうか?

GARMINとは

一般の人はあまり知らないと思いますが、GARMINは日本国内でカーナビや、ドラレコの販売をしています。

個人的にはどちらかと言うとドラレコのイメージが強いですね。

一応Wikipediaで調べた内容を載せておきます。

ガーミン (Garmin Ltd.、NASDAQ: GRMN) は、アメリカ合衆国で創業されたGPS/GNSS機器メーカー。
引用:Wikipedia

  • StreetPilotシリーズ:初期の自動車用GPSナビゲーション。1998年発表。販売終了。
  • Questシリーズ:2004年発売。販売終了。
  • Nüviシリーズ:現行の自動車用GPSナビゲーション。2006年発売。
  • Zumoシリーズ:二輪車用GPSナビゲーション。2006年発売。
  • GDRシリーズ:四輪車用ドライブレコーダー。測位システムにGPSの他、みちびきも同時受信。日本ではイエローハットにて独占販売。

引用:Wikipedia

搭載車両は300、300Cの両方

この純正のカーナビですが、正規ディーラー車の300リミテッド、300Cラグジュアリー2グレード両方に搭載されていました。

ちなみに、300Cラグジュアリーのグレードにはアルパイン製の9スピーカーシステムが搭載されているので、なかなか音質がいいんですよね。

クライスラ−300のハイテックナビの対応年式

クライスラ−300のハイテックナビの対応年式

  • ディーラー車のクライスラー300
  • 並行車のクライスラ−300C

モデルチェンジ後の2代目300及び300C(2011年〜2017年)の上記車両では、動作確認が取れております。

ちなみにですが、クライスラー300/300Cは2代目の中でも前期と後期に分かれています。

ナビの制御の部分にも大きな変更点があるので、それぞれの年式に適したカーナビをオーダーする必要があります。

購入の際は注意していただくようお願いいたします。
※VINコードをもとにお調べさせていただくと安心して購入いただけます。

2代目クライスラー300前期の特徴

2代目クライスラー300前期の特徴

2代目クライスラーへのフルモデルチェンジは本国では2011年に行われました。

日本国内で発売されたのは2012年12月になります。

先代に比べてエクステリアもインテリアも随分と洗練され、アメ車であることを忘れてしまうかのような変貌ぶりに、当時は驚きを隠せなかった人も多かったですよね。

特に、フロントマスクとインテリア(特にセンターパネル周り)の大きな変更は相当衝撃が大きかったのを今でも覚えています。

インテリアの変更に大きく関係していたのが、先ほども紹介したGARMIN製のカーナビ。

当時では割と新しい技術だったUコネクトはBluetoothで音楽が聞けたりするものでした。

2012年頃と言いますと、日本国内でもiPhone4Sや5などが話題になりだしていた頃だったと思います。

今思えばこの頃からアンドロイドナビの土台はあったんですね。

Uコネクトは、当時としては割と新しい技術だったせいか、このシステムを使ったナビは不具合が多い印象があります。

カーナビが故障すると、どんなに安くても10万円以上の修理代がかかります。

他にも、ナビの地図更新でも3万円〜5万円くらいの費用がかかってしまいますよね・・・。

故障した時期によっては国内に部品がなく数ヶ月待つようなこともあります・・・。

クライスラー300の前期型に乗られている方はいっそのこと最新のハイテックナビへ変更した方が安上がりな可能性もあるので、カーナビ交換を検討してみてもいいかもしれませんね。

前期型(2011年〜2015月7月)のハイテックナビの購入はこちらから >>

2代目クライスラー300後期の特徴

2代目クライスラー300後期の特徴

2代目クライスラー300は、2015年10月に国内モデルのマイナーチェンジが行われました。

前期からの主な変更点としては、以下のようになっています。

エクステリア インテリア
フロントマスク 7インチディスプレイ
LEDフォグランプ ダイヤル式シフトセレクター
ホイールカラー センターパネル
テールランプ アダプティブルクルーズコントロール※オプション
ウインドウモール 各種安全性能の機能追加

中でも、

  • フルカラー7インチTFTマルチビューディスプレイ
  • アダプティブクルーズコントロール
  • LaneSense車線逸脱警報プラス
  • 前面衝突警報プラス(クラッシュミティゲーション付き)

などの安全性能の機能の追加によって、カーナビシステムそのものが大きく変更されました。

2015年8月以降に製造されたモデルでは、マイナーチェンジの変更の中にナビが含まれているため、購入の際は注意が必要となります。
※注文時、または相談時にVINコードを教えていただければ、あとづけ屋で責任を持って適合年式をお調べ致します。

後期型(2015年8月〜2017年)のハイテックナビの購入はこちらから >>

純正ナビで共通部品が使われている300Sなどの他のグレードでもおそらく対応可能だと思われますので、気になる方はあとづけ屋公式LINEからお気軽にお問い合わせくださいませ!

クライスラー300の社外ナビの交換工賃の相場は?

こちらの記事でもまとめていますが、一般的な国産車のカーナビの取り付け工賃の相場が15,000円〜25,000円となっています。

クライスラ−300のような外車だと、工賃で10万円以上取られることも珍しい話じゃないです。

今回ご紹介しているハイテックナビではカーナビ+エアコン部分の交換となっています。

あとづけ屋では、スタンダードなハイテックナビの交換工賃は50,000円となっております。

インターフェイスキット等がある場合は価格が異なるケースもありますので、まずは公式LINEなどからお問い合わせをいただけますと正確なお値段をお伝えすることができますので、よろしくお願い致します。

これは、配線などの情報が国産車に比べて圧倒的に少なく、テスターなどを使って1本ずつ配線の種類を調べながら取り付けをすると、取り付け時間が通常より長くかかることが主な理由です。

そもそも故障のリスクを恐れて受付すらしてもらえないことも多いですしね。

あとづけ屋には、元アメ車屋としても知識と通信機器に対する知識、両方ありますので、幅広い車種への対応実績がございます。

クライスラー300の社外ナビの取り付け方法

それではクライスラ−300のカーナビ取り付け作業のご紹介です。

簡単に手順を説明しておくと、こんな感じになります。

  1. エアコンパネルをを外す
  2. センターパネルをを外す
  3. デッキの本体を外す
  4. BluetoothアンテナとWi-Fiアンテナをナビに取り付ける
  5. 電源系、音声系、映像系の配線をする
  6. GPS、USB、ラジオの配線をする
  7. パネルを戻す
  8. 動作確認をする

クライスラ−300のエアコンパネルの外し方

クライスラ−300のエアコンパネルの爪の位置

まずは、パネルのツメの位置を確認しておきましょう。

赤丸部分の裏側にツメがあるので、そこを意識しながら手前に引っ張ります。

クライスラー300の場合は、下側のエアコンパネルから外していきます。

クライスラ−300のエアコンパネルの外し方

エアコンパネルを下から外せしたら、エアコンの配線を抜きます。

クライスラ−300のセンターパネルの外し方

クライスラ−300のセンターパネルの外し方

次はセンターパネルを外します。

先に純正ナビのデッキ部分のビスを4本外しましょう。
※外車(特にアメ車)の場合はインチサイズのボルトで止まっていることがあります。

7ミリのソケットとかを用意しておくと便利ですよ。

クライスラ−300のセンターパネルの外し方2

デッキ部分のボルトを外したら後はセンターパネルを手前に引っ張れば外れます。

クライスラ−300の純正ナビの外し方

クライスラ−300の純正ナビの外し方

クライスラ−300の純正ナビの外し方

そうしましたら純正ナビのデッキ部分を外していきます。

配線があるのを忘れて引っ張りすぎないように注意してください。

BluetoothアンテナとWi-Fiアンテナをナビに取り付ける

さて、いよいよハイテックナビの取り付けになります。

まずはBluetoothとWi-Fiのアンテナを取り付けていきましょう。

BluetoothアンテナとWi-Fiアンテナをナビに取り付ける

※写真左がBluetooth、右がWi-Fi

特に難しいことはなく、端子を締め込んでいくだけです。

電源系、音声系、映像系の配線をする

後は配線コネクターを挿していくだけです。

大体ハマるようにしかハマらないので安心ですよ。

GPS、USB、ラジオの配線をする

配線をする

純正のGPSなど使えるものはそのまま使っていきます。

ラジオは変換が必要です。

USBも忘れずに繋いでくださいね。

USBを繋ぐ

動作確認をする

最後にセンターパネルを嵌め込んで完成。

動作確認をする

よくありがちなのが、ハザードスイッチやエアコン関係のコネクターの挿し忘れです。

全ての機能を忘れずに確認しましょう。

それにしてもかっこいいですね。

オープニング画面からその気にさせてくれます。

このかっこよさで本体価格が20万円いかないですからね。反則ですよ、反則。
※当社ハイテックナビはセミオーダータイプのため、ハイスペックのものをお選びいただいた場合はこの限りではございません。

商品の詳細や購入はこちらをクリック>>

何か不安点や疑問点があればLINEやお電話でお気軽にお問い合わせください!