アンドロイドナビで今後使えるであろう機能!「ADAS」とは?自動運転との違いや将来の展望も解説

アンドロイドナビで今後使えるであろう機能!「ADAS」とは?自動運転との違いや将来の展望も解説

アンドロイドで管理可能と言われる、自動運転機能。

新型でアンドロイドナビ標準装備自動車に搭載される安全装備や運転をサポートするテクノロジーは目まぐるしく発展しており、今や自動ブレーキやクルーズコントロールシステムなどは一般的になりつつあります。これらを総称して「ADAS」とよびますが、自動運転の技術と混同されることも少なくありません。

今回の記事では、そもそもADASとは何なのか、いくつかの実例を紹介するとともに、今後自動運転技術にどのように貢献していくのかも含めて詳しく解説していきます。近年社会問題となっている高齢ドライバーによる事故を未然に防いだり、交通渋滞の緩和などにも役立つADAS。現在自分自身が乗っている車にどのようなADASが搭載されているのかも含めて読んでいただけると身近に感じられるかもしれません。

自動運転 ADAS

ADASとは

ADASとは「Advanced driver-assistance systems」の略称で、運転支援システムの総称です。そもそも人間が自動車を運転する際には「認知」「判断」「操作」という3種類の行動をしています。たとえば交差点を右折する場合の例を挙げて具体的にどのような行動が該当するのか考えてみましょう。

ADASとは

 

認知に該当する行動

  • 信号を確認する
  • 対向車を確認する
  • 右折先の横断歩道に歩行者がいないか確認する
  • 判断に該当する行動
  • 信号の色を見て進んで良いか決断する
  • 対向車との距離を見て進んで良いか判断する
  • 右折したときに横断歩道を歩いている歩行者と衝突しないか判断する

操作に該当する行動

  • ハンドルを操作する
  • アクセルとブレーキを操作する

 

上記で挙げた以外にも、緊急車両が来たときや凍結路面など特殊な状況に応じて適切な判断を下さなければなりません。当然のことながら、乾燥路面と凍結路面ではアクセルやブレーキ、ハンドリングの加減も微妙に変わってくるでしょう。このように、普段わたしたちが何気なく運転しているように考えられがちですが、実は非常に高度な認知や判断、そして操作のうえに成り立っているといえるのです。

ADASとは、一言でいえばこれらの認知、判断、操作という行動の一部または全部をサポートし、自動車の運転における負担を軽減してくれる技術です。ADASの呼び名は自動車メーカーごとに微妙に異なりますが、多くは「運転支援システム」や「運転アシスト機能」といった文言が採用されているケースがほとんどです。実際に国内外の自動車メーカーはこぞってADASの技術開発に力を入れており、大きなトレンドになっています。

 

ADASの実例

ADASそのものの概要を紹介しても抽象的でピンとこない人も多いと思いますが、実際に活用されている事例を見るとわかりやすいはずです。ADASの実例を7つご紹介していきましょう。

 

 

ADAS 実例7つ 紹介

 

クルーズコントロールシステム(ACC)

「アダプティブクルーズコントロールシステム」の略称としてACCともよばれます。高速道路などを走行する際、前方の車両を追従しながら一定の速度をキープして走行できます。アクセルを微妙に調整しつつ一定速度に保ちながら走行することは一見簡単そうに見えて意外と難しいものです。法定速度よりも遅すぎると渋滞を引き起こすため、スムーズな流れを維持するためにはACCのようなADASの技術が有効です。

これまでのクルーズコントロールシステムは単に一定の速度を維持する仕組みであったため、前方に遅い車がいるとクルーズコントロールをOFFにするか追い越しをかける必要がありました。しかし、ACCは前方の車の速度に合わせて自動的に速度を調整してくれるため、高速道路での運転が格段に楽になっています。最近では高級車以外でもミニバンやコンパクトカーの上位グレードに装備されていたり、別途オプションで追加できる車種も増えてきています。

駐車支援システム(APA)

道路での走行は問題なくても、狭い駐車場で車を停める際に苦労している人も多いのではないでしょうか。駐車支援システムはAdvanced Parking Assist(APA)ともよばれ、自動車メーカーによってスマートパーキングアシストなど独自の名称があります。

これまで駐車の操作を助ける技術としては、バックカメラやセンサーなどが一般的でしたが、APAはさらにそこから一歩進んで、駐車場に自動車を入庫する際のハンドル操作を自動で行ってくれます。多くのメーカーではハンドル操作のみが自動化され、アクセルやブレーキ操作はドライバーで行う必要があります。ただし、駐車の際に急激なアクセル操作によって衝突しないように安全対策が施されているものも多く、高齢者ドライバーにありがちなアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故も未然に防いでくれます。

一部の自動車メーカーではアクセルやブレーキ操作も含めて自動化するAPAの開発も進んでいます。

衝突被害軽減ブレーキシステム(AEBS)

Advanced Emergency Braking Systemの略称としてAEBSともよばれます。走行時に前方の車や障害物などと衝突する危険を察知したにもかかわらず、ドライバーが何らかの理由でブレーキを踏まずに危険を避けられない場合に自動車を制御し危険を回避するシステムです。

衝突を回避するための最終手段として使用されることを想定しているため、自ずと急ブレーキがかかることになります。そのため、衝突を軽減すると同時にドライバーや同乗者の身の安全を確保できるよう、ヘッドレストやシートベルト、座席についても衝撃を軽減できるような構造になっています。

ナイトビジョン/歩行者検知(NV/PD)

ナイトビジョンと歩行者検知は、その名の通り自動車が歩行者を検知できるようにカメラを搭載したシステムです。夜間でも視認できるように赤外線によるカメラが搭載され、暗いなかでも自動車が人間を検知できます。これはADASはもちろんですが、自動運転技術の実用化に向けても極めて重要な技術といえます。

交通標識認識(TSR)

自動車の運転に慣れていない人や初心者ドライバーの場合は、運転に集中するあまり周囲の状況が見えづらくなってしまうことがあります。その最たる例が交通標識ではないでしょうか。たとえば一方通行や一時停止、制限速度の交通標識などは一見目につきづらいところに設置されているケースもあり、周囲を見ながら運転していないとその存在に気づきづらいものです。

そこで、TSRとよばれるシステムではこれらの交通標識をカメラで読み取り、必要なタイミングで自動車のメーター内に表示しつつ音声でも案内を行います。ナイトビジョンや歩行者検知の技術と同様に、TSRも自動運転技術の実現に向けて非常に重要な要素になることでしょう。

レーンキープアシストシステム(LKAS)

たとえば高速道路などを走行している際に、少し油断しただけで車線をはみ出してしまうこともあります。複数レーンがある道路においては後続車もやってくるため、レーンからはみ出してしまうと他車を巻き込んだ大きな事故につながる可能性が大きいです。LKASではこのような危険を未然に防ぐために、レーンからはみ出ないようにハンドル操作をアシストしてくれます。ただし、これは自動運転ではなく、あくまでも操作をアシストする程度のものなので、ドライバーは常にハンドルを握っていなければなりません。

また、LKASと似たシステムにLDWというものもあります。これは車線をはみ出そうになった場合に警告音を発するというものであり、直接的にハンドル操作を助けてくれるものではない点が決定的に違います。

死角モニタリングシステム(BSM)

高速道路や複数車線の幹線道路などにおいて、車線を変更する際にサイドミラーの死角から後続車が現れて危険を感じた経験はないでしょうか。サイドミラーにはある程度の距離があると後続車が確認できますが、自分の車よりも少し後ろを並走している場合には目視でなければ確認できません。そのような危険を未然に防いでくれるのがBSMとよばれるシステムです。

BSMはさまざまな方法で危険を検知、報告してくれますが、一般的にはサイドミラーやメーターパネル、または警告音などを発します。これも車両の両脇の部分にカメラが装着され、そこから撮影したデータをもとに自動的に判断する仕組みとなっています。

 

ADAS搭載自動車の現状

ADASには上記で紹介した機能以外にもさまざまなものがあります。2019年5月に矢野経済研究所が調査した結果によると、何らかのADASシステムが搭載されている自動車は2018年度で世界で2385万台以上にのぼり、2017年度と比較すると24.3%も増加していたことがわかりました。

もっとも普及しているADASとしては衝突被害軽減ブレーキシステム(AEBS)や衝突警報などで、2114万台以上に搭載されています。これはADASシステム搭載車のうち88%以上が採用している計算になります。

ちなみに、日本とEUを中心に今後、衝突被害軽減ブレーキシステム(AEBS)が新車に対して装着義務が課されるようになることが決定しました。この背景にはADAS関連技術が発展し一般的になりつつあるという理由ももちろんありますが、近年社会問題となっている高齢ドライバーによる事故への対策もそのひとつです。アクセルとブレーキの踏み間違いはもちろん、身体的な衰えによる運転操作ミスによって起こる事故も最小限に留められると期待されています。

自動運転とADASは異なる

ADAS搭載自動車の現状

 

ADASを紹介するうえで誤解されがちなのが、自動運転技術との違いについてです。一口に自動運転技術といっても、実はレベル1からレベル5まで5段階のレベルが設定されており、ADASはレベル2までの部分に該当します。

 

  • レベル1 運転支援
  • レベル2 特定条件下での自動運転
  • レベル3 条件付き自動運転
  • レベル4 特定条件下における完全自動運転
  • レベル5 完全自動運転

 

ADASはあくまでも運転を「支援」することが目的であり、ドライバーがハンドルを握ってアクセルやブレーキなどを操作しなければなりません。そのうえで、さまざまな操作をアシストしながらドライバーの負担を軽減してくれるのがADASの役割です。ただし、高速道路などの特定条件下においてはLKASやACCを併用することで実質的に自動運転も可能になっていることから、ADASはレベル2まで対応できているという状況にあるといえるでしょう。

わたしたちが一般的に想像する自動運転技術とは、ドライバーが介入せず自動車が目的地まで連れていってくれたり、無人運転を可能にする自動車です。これはレベル3以上に該当し、ドライバーではなくさまざまなテクノロジーを併用したシステムによって監視されます。

すでに一部自動車メーカーでは高速道路での自動運転を可能にする機能が搭載された車種も登場していますが、今後もこのような流れは加速していくものと考えられます。

ちなみに、以下の記事では自動運転の技術についてより詳しく解説しているため、こちらもぜひ参考にしてみてください。

自動運転車はどこまで進化している?最新ニュースまとめ

自動運転でタッグを組む!トヨタとソフトバンクのIoT戦略

 

ADASの今後

ADASの今後

これまでADASはドライバーを支援するための特別な装備やオプションとして位置づけられていました。そのため、一部の上位グレードの車種やメーカーオプションとして用意されているのが通常で、いわゆる大衆車とよばれる車種には非搭載のものが多かったはずです。しかし、時代とともにテクノロジーの発達や高齢ドライバーの事故の増加など、さまざまな要因が重なりADASへのニーズも高まってきました。

自動運転技術が実現すれば確実に交通事故は減り、道路の渋滞も解消され、さまざまな産業において生産性もアップすると考えられます。しかし、現時点で数年内に完全自動運転が確立されるとは考えづらく、10年、20年単位の時間がかかると考えたほうが良いでしょう。

ADASは自動運転を実現するまでの間にドライバーをサポートしてくれる重要な役割を果たすとともに、自動運転技術の基礎となるテクノロジーと考えることもできます。自動運転技術が確立されたからといってADASのさまざまな技術が不要になるというわけではなく、むしろ自動運転に欠かせないものになることは間違いありません。

この記事の最後に、
こんな面白い技術の元となるアンドロイドナビは今だからこそユーザーでDIYする時代には必要になります。

アンドロイドナビのみが車体のCPUに入ることができ、CPUを操作することも可能なデバイスです。
国内のナビもいいですが、どうしても高額!そして、Linuxか?よくわからないそれぞれのメーカーでの操作方法で覚えるのが大〜変、
2017年から少しずつ海外メーカー車両の標準ナビは、アンドロイドOSでの運用に変えているぐらいです。

ボルボV60の使い勝手を徹底チェック!ステーションワゴンとしての評価 ...

ボルボ海外販売サイトより引用

使い慣れている操作方法で無駄な時間はどんどん削減されます。
また、海外製が心配!?

  • 国内スマートフォン普及率1位:韓国 13位:日本
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