取付動画解説シリーズ。
今回は、USトヨタ・タンドラのテスラナビ取付けの動画を徹底解説します。
タンドラにテスラナビを取り付けたい方、取付方法を見ておきたい方を必見です。
目次
先日、あとづけ屋に「俺のタンドラにテ、スラスタイルナビつけたいゼ!」というお客様がいらっしゃいました。
年式を伺うと、2020年!新車!ピカピカ!最高!の状態。
コレに大画面のナビがついたら、そりゃあかっこいいに決まってる。もう今すぐにでも取付けてあげたい!
そんな気持ちでいっぱいでしたが、残念ながら(?)あとづけ屋のナビはセミオーダー製。
注文→発注→工場で生産→工場でテスト→工場から発送→到着して検品という工程を踏んでからでないと、お渡しや取付ができません。
しかーし!!!何と当時、あとづけ屋には奇跡的に在庫があったのです。でもそれは2019年式のタンドラ用テスラスタイル ナビ。
でも今回取付ける車種は2020の最新タンドラ。
そう、年式が違うんですね。。。
お客様へ状況を説明すると、「上手く行けば乗って帰れるでしょ!それならラッキーじゃん!やってみて!!!」という神コメントが。
それならやってみましょう!という流れで出来上がったのが、この動画です。
それでははじめましょう。
純正ナビにはもちろんマップ機能はあるけど、精度が悪く使い勝手が悪い。
Bluetooth電話の接続もランダムで使えたり使えなかったりと不満爆発しそうなあなた!!必見ですよ。
テスラスタイルナビは完全なアンドロイドOSなので使いやすいのはもちろんの事、あとづけ屋ではコピーOSを回避するため、輸入後に全て最新のもの入れ替えてるから、動作の不具合はほとんど無し!
まずは中身の確認から行いましょう。
ナビ本体やモニター類、配線パーツは一通り揃っているはずですが、欠品しているものがないか念のため確認は大事です。
ちなみに配線や接続端子であるハーネス類は、あらゆるグレードやオプション装備に対応するようにパッケージ化されています。そのため、必ずしも全てのパーツを必要とはせず、余るパーツも出てくるはずです。
ほとんどのケーブルは専用のハーネスとして接続するため、接続に迷うことは少ないと思いますが、バックカメラ用の映像端子やGPS用ケーブル、アンテナケーブルなどの若干似たような接続箇所があるので間違わないようにしましょう。
純正ナビを取り外してから接続しても良いですが、実際に作業の途中で配線を接続し直すと混乱してしまう人も多いため、できるだけ事前に準備しておくほうが安心といえるでしょう。
不測の事態を避けるため&安全の為にマイナスのターミナルは必ず外してから作業開始していきましょう。
側面やパネルを外すには最高の便利ツール。プラスティック製のこの赤い道具を入手してからやると良いです。
今使ってる内装はがしはコレですね。↓
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センターパネル下部分にあるシガーソケットやUSB、AUX端子がある部分を内張り剥がしを使って取り外していきます。
上部に2ヶ所ツメがあって留められているため、少しずつ力を入れていき取り外します。
あまり大きな力を入れすぎてしまうと、ツメを折ってしまったり内装パーツを傷つけてしまったりすることも考えられるため注意が必要です。
タンドラはUSトヨタ製の自動車で、欧米の一般的な自動車に比べると比較的内装もしっかりしている傾向にあります。しかし、紫外線や熱などの影響によって内装パーツそのものが劣化しているケースも少なくありません。あくまでも最後まで慎重に作業を進めましょう。
特に今回は新車。新車って、めっちゃ硬いんですよ!
先ほど取り外したパネルの隙間から手を差し込めるようなスペースができるため、斜め上に引っ張るようにしてパネルを取り外します。この場合は内張り剥がしがなくても取り外しは可能ですが、くれぐれも力の入れ具合には注意が必要です。
また、取り外した際の反動でパネルが落下する危険性もあるため、左手でパネルを抑えながら作業をすると良いです。
奥の方に六角のナットネジが付いていて、長い道具が無いと届きません。
エクステンションバーを使って奥のナットを数本外していくとユニットはツメで止まっているので、先ほど同様に引き上げてフックを外してあげるとユニット本体が取り外せます。
エアコンパネルを取り外すとカーナビ本体を留めているボルトが露出するので、これを取り外していきます。ここで気をつけたいのが、上記の画像では2ヶ所のみが見えていますが、じつはこの奥に2ヶ所、ボルトで留めている部分があります。
そのため、取り外す際には長めのソケットレンチが必須です。ボルトを引き抜く際にも、あまり勢いよく引っ張ってしまうと内部に落下してしまう危険性があるため注意が必要です。
工具セットは、あれば便利なので用意しておくといいかもしれません。
そんなに高くないしね!
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カーナビを固定しているボルトを取り外したら、エアコンパネルの時と同様に手前に引っ張るようにして取り外します。当然のことながらエアコンパネルよりも重量があり落下の危険性も高いため、両手を使って慎重かつ丁寧に取り外しましょう。
ただし、ナビ本体を支える際に力を入れすぎてしまうと、液晶パネルに傷をつけたり割ってしまったりする可能性もあるため注意が必要です。
カーナビ本体の取り外しに成功したら、一旦ダッシュボードの上に本体を置き、上部にある黄色いブッシュピンのようなパーツを取り外します。カーナビ本体はくれぐれも落下させないように、ダッシュボード上に滑り止めシートなどを敷いておいたほうが安心です。
取り外した後は、テスラスタイルナビを設置するために配線を入れ替えていきます。まず安定した場所で配線作業ができるように、テスラスタイルナビをコンソール部分付近に仮置きします。ナビ本体や内装を傷つけないようにするために、ナビの下に柔らかい布や滑り止めシートを敷いておきましょう。
本来ならここから配線・取付け、という流れに移行するんですが、やはり今回は年式違いのため取付けができませんでした。
お試し取付けだったので、今回はコレでも問題なし。
お客様も納得して、2020年式のテスラスタイルナビをご注文してくださいました。
取付けの続きはこちらからご覧ください。
さて、カプラーと接続したらいよいよ
純正ナビのほとんどはハーネス端子によって接続されており、テスラスタイルナビ側にもハーネス端子が用意されているため、配線を1本1本繋ぎ合わせるといった面倒な作業は基本的に不要です。
純正ナビに接続されている端子を全て一度に抜き取ってしまうと作業効率も悪くなってしまうので、どの端子がどの部分に対応するのかを一箇所ずつ確認しながら接続し直していく手順がおすすめです。
ちなみに、テスラスタイルナビの接続用ケーブルや配線として付属しているものは、さまざまなグレード、オプション装備に対応できるようになっています。そのため、自動車のグレードや装備しているオプションによっては使用しないケーブルや端子があるはずです。
そのような端子や接続せずに余った場合は、タイラップなどで適切に処理したうえで電装系のパーツに影響が出ないようにしておきましょう。
※邪魔だからと間違っても配線を切断して処理しないようにしてください。本体が動かなくなる恐れがあります
純正ユニットからはずしたカプラーとテスラナビ側のカプラーをパズルのピースをあわせるように、一個づつしっかりと接続していきます。ACコントロールや、バックカメラの線や、GPSの配線を接続していくのですが・・・
オートアンテナのカプラーって結構強引に取り付ける事出来るんですよね。テスラ本体側からはオートアンテナとアンテナの線の2本があって、車両側は二本入るカプラーに来ている線は一本だけなんです。強引に挿せちゃうもんなんですね。
今時アンテナが伸びる車なんて無いですもんね!ピックアップのアンテナって取り外し可能なタイプが多いような気がしますが、ひと昔前の車だけでしょうか。
※コレは2019年式タンドラのテスト時の写真です。
テスラスタイルナビに配線が一通り接続完了したら、パネルを固定する前にエンジンをかけて正常に作動するか確認しておきましょう。
このとき注意すべき点としては、起動するか否かはもちろん、音声や映像の出力、エアコンの操作、カーナビの位置情報が表示されるか、バックカメラの映像が正しく映るかなども合わせて見ておく必要があります。
万が一接続できていない端子や接触不良、初期不良などで正しく動作しない場合、パネルを装着する前に原因を切り分けることが容易になります。
※コレは2019年式タンドラのテスト時の写真です。
動作確認のタイミングで、Android OSのセットアップや各種設定も一緒に行っておきましょう。使用言語やWi-Fiの設置、画面の明るさなどがあります。
なかでも画面の明るさについては、安全なドライブを行ううえで重要な要素になります。万が一夜間のドライブで画面があまりにも眩しいと、重大な事故につながるおそれもあります。最低限適切な明るさを調整するための方法は把握しておき、初めてテスラスタイルナビを使ってドライブに出かける際にも操作に戸惑わないように準備しておきましょう。
動作確認が終了し、無事にテスラスタイルナビへの配線が完了したら、本体をダッシュボードに固定する作業に入ります。
大きさや取り付け位置は個別に設計されているため、難しい作業は不要ですが、ナビ上部に取り付け位置を示すパーツがあるので、それを目印に取り付け位置を確認し、均等に力を入れるようにしてセンターパネルを押し込んでいきます。
実際にテスラスタイルナビを装着してみると、これまでの印象とは大きく変わるはずです。
写真がないのが本当に悲しい・・・・。
ただいま2020年式タンドラ用テスラスタイルナビ の到着を待っている最中なので、届いたら今度は取付けの動画もUPできるはずです。
皆様、しばしお待ちください。
タンドラのテスラスタイルナビ取付動画の解説で興味を持ったら!
今回はテスラスタイルナビを利用するうえで必要なWi-Fiの設定については詳細の説明を割愛しています。
一般的なスマートフォンやタブレットと設定方法は同様のため、設定画面上から都度確認したうえでSSIDやパスワードを入力してください。
ちなみにテスラスタイルナビでは地図情報などをインターネット上からダウンロードするため、Wi-Fi設定は必須となっています。
今回の記事では米国トヨタのタンドラを例に取り付け方法を解説してきましたが、テスラスタイルナビのほとんどは、日本国内で販売されている国産車に適合している商品はほとんど販売されていません。ただし、トヨタの一部車種などにおいてはテスラスタイルのような縦長のタブレットスタイルの大画面ナビが多数登場しており、今後は多くのユーザーからのニーズが高まっていくと予想されます。
あとづけ屋では現在、今回紹介してきたような大画面ナビの需要増加にともない、テスラスタイルナビのOEMでの代理店窓口をしております。
テスラスタイルナビのような大画面ナビの装着を検討している方は、ぜひ一度あとづけ屋にご相談ください。
動画の中で出てきましたが1794という数字ですがやっぱりアメリカでは人気あるんですね
ちょっとした上級グレードのタンドラなんですよね。何が違うといわれると実はそんなに激しく変わってるところはないんですがね!ちょっとスペシャルモデルって感じ。
ピックアップも良いですがセダンのスペシャルなモデルのメルセデスベンツCクラス W204徹底解説を参考に見てみると、純正のシステムに割り込めてテスラスタイルのナビが取付けられそうです。
海外の並行輸入車はテスラナビが元から海外製だけあって、取付けもほぼワンタッチ?みたいに簡単接続でギボシとか必死に作らないでも良さそうなのがいいですね!