カーナビといえば、快適なドライブや車内空間を実現するには、欠かせないオプションパーツの一つです。
車のオプションの中でも高価なパーツですが、精密機器でもあるため故障しやすいパーツでもあります。
キャデラックCTSのカーナビで多く生じる故障にはどんなものがあるでしょうか?
この記事では、原因や対策から、故障した場合にできる対処方法と費用。交換となった場合に、検討できる選択肢をご紹介しています。
目次
キャデラックCTSは2003年から2019年まで製造・販売されていました。
派生モデルとしてスポーツワゴンや、クーペ、高性能モデルのCYS-Vなど非常に人気の高いモデルで、国内でも3世代のモデルチェンジに対応しながら販売されました。
国内でのCUE対応は2014年からで、8インチのディスプレイが搭載されていました。
(CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)とは、スマートフォンのようにタッチやスワイプなど直感的な操作を実現したキャデラック専用のインターフェース)
このカーナビディスプレイは、CTS以外にもATS・エスカレード・XTS・SRXなどのキャデラック車両にも搭載されています。
CTSのカーナビゲーションでは、CUEが搭載されたことでタブレットのような操作感が実現しており、内装インテリアに溶け込むデザインには高級感があります。
タッチパネル搭載で、ディスプレイ内でエアコン操作が可能となり、この他にはCD・ラジオが搭載されています。
国内ディーラー車の場合は、ディーラーオプションにてカーナビが搭載されているためカーナビゲーションも可能になっています。
(並行輸入車では、カーナビの使用ができません)
しかし、先述したようにモニターサイズが8インチと現代では少し物足りないサイズであることも事実です。
Bluetooth接続により携帯電話など外部機器から音楽を聴くことが可能です。当然動画を視聴することはできません。
2016年モデル以降のCTSでは、新たに搭載されたCarPlayにも対応しています。CarPlayに接続できるようになったことで、並行輸入車でも携帯のカーナビをCarPlayで使用できるようになりました。
CTSに限らず、車両パーツの中でも不具合の生じやすいカーナビですが、アメ車特有の不具合も多く確認されています。
CTSでは、どんな故障や不具合が発生しやすいか、対策方法と合わせてみてみましょう。
主に下記の3つの不具合が多いと言われています。
カーナビの不具合には、色々な原因が考えられます。フリーズや誤作動を繰り返す場合は、CUE本体になんらかの不具合が発生していることが考えられます。
また、タッチパネルの不具合・画面割れは、アメ車ではキャデラックに限らず多く発生する不具合で、その多くは長時間紫外線が当たることによるディスプレイの劣化といわれています。特に直射日光の当たる駐車場に駐車している場合は注意が必要です。
屋外に駐車されている場合、下記は日除けやディスプレイへカバーをかけるなど劣化を防ぐ対策をすることができます。
不具合や、故障を確認したら改善のためにどのように対応したら良いでしょうか?
純正パーツの場合、専門店に症状を確認してもらう必要があります。ディーラー車の場合は、ご購入の店舗へ相談するとスムーズです。
まずは、修理だけで改善されるものか、交換が必要なのか確認します。
交換や修理となった場合は、どの程度の費用がかかるかも合わせて確認しておくことで改善までの計画をたてる際に役立ちます。
タッチパネル不良・画面割れなど、部品のみの交換で改善がされる場合は、修理となります。
修理では、部品の購入から交換までをディーラーで対応をしてくれます。
ディスプレイ交換などの修理での費用は、おおよそ【15万円前後】と言われています。
この他に、工賃が発生することがあるので金額を細かく確認しましょう
ユニット本体を交換しなけばならない場合も、ディーラーに依頼することになります。
この場合は、おおよそ【25万円以上】と言われています。
修理と同様、部品代の他に工賃が別途発生します。
並行輸入車で、修理の際にディーラーオプションナビへの交換となった場合は、更に高額となる場合があるので注意が必要です。
一昔前までは、CTSに限らず、アメ車は『ナビの交換ができない』ものとされてきました。
事実、交換が可能なユニットは少なく、対応のユニットを見つけたとしても交換には莫大な費用がかかっていました。
しかし、2020年頃から新型車両にはアンドロイドが搭載されなど、カーナビ業界は急速な進化を遂げました。
純正ナビからの交換が難しいとされていた車両でも、専用の社外ナビが開発されています。
CTSも例外ではありません。現在では、CTS専用のハイテックナビが開発されたことにより、純正ナビの他にもう1つの選択肢を選ぶことが可能になりました。
ハイテックナビとは、「あとづけ屋」が開発を行うAndroid搭載の大画面カーナビです。
CTS専用に開発されていることから、純正ナビ以外への交換の選択肢として注目されています。
その特徴は、純正パーツさながらの高いデザイン性と、純正機能では叶わなかった高い機能性を持っていること。
新しい選択肢として、純正品にこだわりのある方も一度は目を通していただきたい内容です。
ハイテックナビの詳細は、下記の【あとづけ屋:キャデラック専用ページ】でも詳しくご案内しています。
商品の詳細は商品ページをご覧ください。
気になる機能は、商品ページに表示されている【お問い合わせ】から直接問い合わせください。
ハイテックナビは、「あとづけ屋」が開発・販売を行っています。
CTS専用といえど、年式・グレードによりユニットや配線が異なるため、実際の車両情報からセミオーダーでの製造をする必要があります。
車両情報や、見積もりのやり取りするには、手軽なLINEでのお問い合わせがおすすめです。
あとづけ屋のYou Tubeでは、ハイテックナビの性能を動画で確認することができます。
▼あとづけ屋You Tubeチャンネル▼
https://www.youtube.com/channel/UCpgYm6Js6A4Sjkd6UZnqKVg/featured
CTSは、純正モニターでのタッチパネル不具合や画面割れが起こりやすく、日頃から紫外線対策を行うことで、より長くいい状態で使用することができます。
もしも、故障・不具合が出た際は、ディーラーや専門店で修理・交換の必要性を確認しましょう。
交換となった場合は、CTSには純正以外の選択肢もある!ということがわかりました。