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 公開日: 2020/05/25 最終更新日: 2021/02/03

フォードS550マスタング (Mustang):テスラスタイルナビ取付動画を徹底解説

Category: DIY / DIY教科書 Tag: / / / / / / 公開日: 2020/05/25 最終更新日: 2021/02/03
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大画面化が進むカーナビ製品のなかでも注目を集めているのが「」とよばれるタイプの製品です。縦長の大画面ディスプレイが特徴的で、タブレットをそのままダッシュボードに移植したかのようなインパクトのある見た目を誇ります。

今回の記事では、テスラスタイルナビの取り付け事例としてフォード S550マスタング(Mustang)の画像とともに紹介していきます。国産車やその他の輸入車にも応用できる作業内容のため、ぜひ参考にしてみてください。

FORDマスタング テスラナビ取付け解説

フォードマスタング テスラナビ取付け

必要な工具

必要な工具

まずはテスラスタイルナビの取り付けにあたり、必要な工具を紹介していきます。

  • 内張り剥がし
  • ドライバー
  • ラジオペンチ
  • 養生テープ など

カーナビを取り付ける際にはダッシュボード周辺のパーツを取り外す必要がありますが、このときマイナスドライバーなどで強引にこじ開けてしまうと内装パーツに傷がついてしまいます。そこで、「内張り剥がし」とよばれる専用のパーツを使用するのがおすすめです。

内張り剥がしはカー用品店で1,000円前後で販売されているほか、ネット通販サイトなどでも手頃な価格で購入できます。内張り剥がしがどうしても用意できない場合は、マイナスドライバーの先端をテープで保護したり、布を当てて丁寧に作業することで内装へのダメージを最小限に留めることができるはずです。

作業前の確認

実際にテスラスタイルナビを取り付ける前に、現在の車種に取り付けるスペースが十分確保されているかをチェックしておきましょう。特にテスラスタイルナビは従来のカーナビとは異なり、ディスプレイのサイズが大型です。車種によってはシフトノブに干渉したり、操作性が悪くなるケースも考えられます。

また、ダッシュボードの外し方も多種多様です。カーオーディオメーカーのホームページでは車種ごとに内装の外し方が記載されているケースもあるほか、オーナー自らが作業内容を記録してコミュニティなどにアップしているケースも多いため、事前に確認しておきましょう。

ちなみに、これはテスラスタイルナビに限ったことではありませんが、カーナビやカーオーディオの交換作業を行う際には必ずバッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。バッテリー端子をつないだまま作業をしてしまうと、最悪の場合ヒューズが飛んで交換しなければならなくなる可能性もあります。

ダッシュボード周辺の内張りを外す

周辺の内張りはがし

テスラスタイルナビの取り付け位置が決まったら、早速ダッシュボード周辺の内張りを外していきましょう。一般的にはダッシュボードに埋め込まれているパーツの継ぎ目や隙間部分から内張り剥がしを差し込み、少しずつ力を入れて外していきます。このとき、あまり力を入れすぎてしまうとダッシュボードのパーツを固定している爪の部分が割れてしまう危険性もあります。

年式の古い車ほどプラスチックパーツが劣化している可能性は高く、より慎重に作業を進めていかなければなりません。内張りを外した奥にネジで固定されているパーツなども多いため、取り外す際にはどこにどのネジがあったのか覚えておく必要があります。もし時間に余裕があれば、作業前の写真を都度撮影し、記録として残しておくのがおすすめです。

作業画像を残しておくのがお勧め

取り外したダッシュボードのパーツやネジなどは、部分ごとにまとめておくと作業がしやすくなります。また、内張り剥がしの工具も大きさや形状もさまざまで、できるだけバリエーションが多いものを選ぶと良いでしょう。車種によっても取り外すダッシュボードの範囲は異なり、センターパネルだけを取り外せるものもあれば、ダッシュボードを広範囲にわたって取り外さなければカーナビにアクセスできないケースもあります。

ユニット・モニター類を取り外す

ユニットモニター類を取り外す

ダッシュボードの取り外しが完了したら、次はカーナビ本体のユニットやモニター類を取り外します。多くの車種ではダッシュボードのパーツの奥に、専用のブラケットなどでカーナビがネジ留めされているケースが多いです。まずは本体が装着された状態ごとブラケットを車両側から取り外し、その後で本体をブラケットから取り外すという手順がスムーズです。

ブラケット取外し

万が一テスラスタイルナビが壊れていたり取り付け不可であったりする可能性もゼロではないため、取り外したユニットやモニター類は雑に扱わないようにしましょう。

また、写真のようにメーカーの純正ナビの場合、カーナビ本体とモニターが別々に設置されているケースも少なくありません。車種によっては必ずしもダッシュボード内に本体のユニットが設置されているとも限らず、トランクルームなど離れた場所に格納されていることもあります。テスラスタイルナビの種類にもよりますが、一般的にはCDやDVDなどのメディアを読み込むタイプではないため、本体を設置する奥行きは浅くても問題ないケースが多いです。

ただし、あくまでも適合するか否かはダッシュボードを分解してみないと分からないため、慎重に作業を進めましょう。

ケーブル類の確認

ケーブル類の確認

カーナビ本体ユニットとモニター類を取り外す際には、どのようなケーブルが接続されているのかもあわせて確認しておきましょう。一般的にカーナビといえば、音声や映像の出力ケーブル、電源ケーブル、バックカメラなどのケーブル、アンテナ用ケーブル、車速パルス信号などのケーブルがあります。カー用品店で市販されているようなカーナビを国産車に取り付ける場合、それぞれのメーカーに対応した「ハーネス」を接続すれば簡単に設置できます。しかし、テスラスタイルナビの場合はそのようなハーネスがないケースも多く、ケーブルを1本ずつ接続しなければなりません。

ケーブル接続

多くの国産市販ナビや純正ナビの場合、カーナビ本体側には専用のカプラーで接続されているケースも多いですが、これはそのままの状態でテスラスタイルナビに接続できるとは限りません。その場合は、カプラーからケーブルを一旦切断し、テスラスタイルナビ側に適合するようにケーブルを接続し直す必要があります。キボシ端子が付属している製品もあれば、一から端子を作らなければならない製品もあります。

テスラスタイルナビを取り付ける前に、ナビ側の端子と車両側から延びているケーブルをそれぞれどのように接続するのかシミュレーションをしてみましょう。

テスラスタイルナビ本体の取り付け

テスラスタイルナビ取付け

ケーブルや端子類の確認が終わったら、いよいよテスラスタイルナビをダッシュボードにインストールしていきます。設置箇所を確認し、ネジ留めの部分や固定する爪の部分がぴったりと一致するようにします。固定用のネジやブラケットなどは付属のパーツを使用することも多いですが、車種によっては多少の加工が必要になることもあります。特にブラケットは必要に応じてペンチやナイフなどで加工し、中で他のパーツやケーブルと干渉しないようにインストールしましょう。

万が一固定が不安定であったり、ネジの留め忘れがあったりすると、再びダッシュボードを剥がしての作業が必要になるため注意が必要です。

内張りを元に戻して動作確認

テスラナビ取付け 完成例

テスラスタイルナビの設置作業が完了したら、ダッシュボード周辺の内張りを元に戻してカーナビの動作確認を行います。テスラスタイルナビはタブレットに近いスペックのため、一般的なカーナビよりも起動時間が長い製品が多いです。エンジンをかけてディスプレイが点灯したら、数分待ってカーナビやオーディオが操作できるかを確認してみましょう。

マスタング取付け動画↓

商品の販売ページ↓

https://multiple-co.com/shop/17812/mustang0502

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