ニュースアプリやSNSを活用して車内で情報収集
近年、チャンネル数の限られた旧来メディアは徐々に衰退しつつあり、代わりに、開かれた情報媒体が数多く登場しました。同時に、就職・キャリア・資産運用など、あらゆる場面で情報の重要性は高まっています。
インターネットを活用した情報媒体の特徴は、通勤時のような短い時間でも工夫をすれば多くの情報を効率よく取り入れられることです。ここでは、ニュースアプリやSNSを活用した情報収集について紹介します。

これらニュースアプリは、良くも悪くも「最も読まれるニュース」を扱います。一般常識を身に着けるのには良いですが、自分が本当に興味のある内容を深く知ることはできません。また、事実のみを客観的に伝えるだけのニュースはいささか退屈で、興味を持ちづらいという欠点もあります。
加えて、これらニュースアプリが伝えるのは国内世論であり、世界で起こっていることは見えづらい構造になっています。海外から見た世界のニュースが知りたい場合には、BBCやCNNのニュースアプリが便利です。

Twitter
SNSも使い方次第では効率良く情報を収集することができます。Twitter上でも、時事通信や報道各社がニュースを投稿しているので、それらをフォローすればリアルタイムで起こっている出来事を追いかけることが可能です。
情報収集ツールとしてのTwitterの利点は、「1点集中の深さ」と「カスタマイズ性」です。
気になる芸能人や団体をフォローしておけば、その人や組織に関する情報を深く知ることができます。
欠点は、世間一般のニュースが目に入りにくくなることや、楽しさに引っ張られることです。カスタマイズ性は大きな利点ですが、興味の惹かれたものを次々にフォローしていると、個々の情報の価値が相対的に失われ、情報収集という目的も忘れ去られてしまいます。
Instagram
同じくSNSであるInstagramは、画像ベースの情報媒体であるため、視覚的に分かりやすく、発信者とイメージを共有することができます。
イベントの様子を伝える写真が掲載されていれば、「〇月×日~会場でイベントが開催された」というような無機質な情報だけでなく、「興奮」、「感動」、「失望」、「興冷め」などのリアルな感情が伝わってきます。
こうしたエモーショナルな情報は、客観的な情報以上に私たちの意思決定に影響を与えることになるでしょう。
気軽に聞き流せるこれらのメディアは、運転にストレスを与えません。ラジオはチャンネルが限られますが、依然高品質な番組を提供しています。
一方のYoutubeは多種多様です。ニュース系のチャンネルだけでも何百種類ものチャンネルがあります。日テレ、FNN、TBSなどの放送局は24時間Liveでニュースを配信しているため、聞き流すには最適です。