目次
今のスマートフォンには、ひと声かけるだけで簡単に音声操作が起動して、手を触れなくても操作することができる機能が備わっています。
スマートフォンだけでなくても、AIスピーカーを使ったりしている人にとっては馴染みのある機能ではないでしょうか。
アンドロイドナビもベースとなるのは、スマートフォンやタブレットでも使われている「Android」になるわけですから、音声操作を使うこともできるようになっています。
しかしながら、スマートフォンと全く同じように使うことができないのが残念な点になります。
では、どのような機能が使えて、どのような機能が使うことができないのかを説明します。
まずはアンドロイドナビからの説明になります。
アンドロイドナビは、初期状態では音声操作を使用することができません。
そのためアプリをインストールする必要があるのですが、必要なアプリについては下記にて説明をさせていただきますので、ここでは省略します。
アプリを入れることで使用可能な音声操作でも、スマートフォンと同じ機能にはなっていませんので、何が違うのかを以下にまとめてみました。
大きく分けて3つのことができません。
これは、スマートフォンであれば通常使用することができる機能なので、不便に感じる方もいるかもしれませんが、これまでのカーナビに比べてみると画期的な進歩とも言えるのではないでしょうか。
スマートフォンであれば、AndroidにしてもiPhoneにしても一言で音声操作を起動することができます。
音楽を再生したかったり、ネット検索をしたり、誰かに電話を掛けたりすることもできます。
普段は使うことがない音声操作でも、暇つぶしに会話が成立するのか試したりして遊ぶこともあります。
また、スマートフォンにインストールしてあるアプリへのアクセスをすることができるので、声一つでマップでもゲームでも起動することができるようになっています。
非常に便利な機能だということが、常々使っているとわかるものでしょう。
アンドロイドナビで音声操作をするためには、アプリをインストールする必要があります。
そのアプリは「Google」です。
元々初期状態でもGoogleはインストールされているのですが、新たに「Playストア」からインストールしたGoogleが必要になります。
そのほかにも、メモをするために使う音声操作アプリもありますし、アプリによって使える音声操作がありますので、必要なアプリをインストールして使わなければなりません。
また、「googleマップ」については目的地や目的のお店などを検索するときに、元々音声検索をすることができるようになっています。
アンドロイドナビに初期状態からインストールされているマップを使って、音声操作を試してみましょう。
マップで使うことができる音声操作は、以下のことになります。
以上の機能を手で入力することなく音声によって入力することができます。
ちょっと遠出をしてみたものの、近くのおいしいご飯どころを調べたいと思っても、車を運転しながらだと入力するのは大変危ないです。
そういったときに音声操作によってキーワード入力することができれば、運転しながらでもお店をすぐに見つけることができるのではないでしょうか。
音声操作をすることによって、安全運転になるというわけではありませんが、直接手で入力するよりも危険度は低くなってくれますので、便利に使用することができる機能です。
大阪駅近くのガソリンスタンドを検索したのはそこにいるわけではなくて、近々大阪に旅行に行こうと思っているので、前もって調べてみようと思ったからです。
ガソリンスタンドはセルフが増えてきて24時間営業の場所も多くありますが、知らない土地に行ったりすると休日でお店が閉まっていたり、夜に現地に着いてお店が営業時間を過ぎていたりすることもあります。
もしもの話ですが、高速道路を走って遠くの知らない場所へ行った時、夜に現地に着いた場合は燃料も消費されていたりしていることでしょう。
高速道路で燃料を入れると高めの価格設定になっているので、一般道に降りてから燃料を補給したいと考えることもあるかと思われます。
その時に、走りながらでも音声操作があれば、開いているガソリンスタンドを検索することができます。
大阪では、USJや梅田、道頓堀などが有名で、あべのハルカスに行ったりしたことのある人は多いでしょう。
しかしながら、アーティストのライブやコンサートなどに行ったりしたことのない人にとっては大阪城ホールは縁遠い存在です。
筆者もライブに参戦したりすることがなかったので、大阪城ホールがどこにあるのかまったく見当がつきませんでした。
大阪城にも行ったことのない中で、知らない道の大阪、それに車通りも多かったりするような土地を走ることはできません。
そこでアンドロイドナビの出番となります。
カーナビと同じように道案内をしてもらうために、大阪城ホールと音声操作によって入力して検索してみました。
これで道に迷わずにライブに行ったりすることができそうです。
アンドロイドナビには、スマホと同じようにネット回線を通じてインターネット上にある様々な文献を調べることができます。
時には宿泊施設を調べることもあるかもしれません。
急遽、ホテルを抑えないといけなかったりしたときに、アンドロイドナビを使って音声でホテル検索をすることができます。
近くにあるホテルでもどこの宿泊施設でも、声によって入力することで楽に調べられました。
大阪城ホールでイベントを楽しんだ後に、そのまま帰るにしては時間が遅くなってしまいますので、ホテルを調べておこうと思い検索してみました。
普段、パソコンでGoogleCROMEを使用して検索していたりするので、検索の傾向なども反映されていたりして好みが出てきやすいように感じます。
大阪城ホールの近くにあるホテルの数は多く、どれにするか迷ってしまいますが、決めることができました。
もし友達と出かけていたりして、どうせなら泊まって帰ろうとなった時には、同じ画面を見ながらホテルなどの宿泊施設を見つけることができます。
みんなでワイワイとしながら大きな画面で検索することができるのも楽しみ方の一つになるでしょう。
アンドロイドナビを使用するのは、あくまでも車の中になります。
同乗者がナビの操作を全面的にしてくれるのであれば、問題はありませんが、1人で出かけていたりして運転しながら操作をすることができないときに音声操作は大きな手助けとなってくれることでしょう。
運転中に声だけで目的地の入力から、気になったワードなどを調べたりすることができるのは、音声操作のメリットと言えます。
ただし、音声操作を使うから安全運転ではないということを理解しておいてください。
実際にアンドロイドナビで音声操作を使ってみて、こんな機能があればもっと使いたくなるだろうと思うことがありました。
どうしても、スマホでの音声操作に慣れてしまっているため、アンドロイドナビでも同等くらいの拡張性が欲しいと感じてしまいます。
個人的には、運転しながら音楽を聴いていたりするので、オーディオの操作を音声によって行うことができればいいと感じました。
次の曲に飛ばしたり、音量の調整やアーティストの検索などができれば、運転しながらでも気軽に曲を選んで流すことができるでしょう。
意外に運転しながら曲をスキップしたりするのは、手元を見てしまいますのでわき見になってしまいますし、わざわざ手を動かすというのも面倒だったりすることがあります。
もっともアンドロイドナビに必要な音声操作の機能が、「モード切替や起動」でしょう。
動画を見たいと思ったときに、モニターに指で触れてスライドしたりタッチしたりしないといけませんので、運転中だと操作に気を取られてしまいます。
声だけで「youtubeを起動」と言えば、自動で起動してくれたりすればもっと楽になるでしょう。
道に迷ったりしたときにも、「マップ起動」とか「〇〇までの道順」と言えばどの画面からでもマップに切り替わって音声案内をしてくれたら、安全性も向上しますし、利便性も申し分ありません。
今後のアンドロイドナビの発展できっと実装されると信じています。
かなり個人的な意見も含まれていますが、それでもアンドロイドナビに音声操作があることで従来のカーナビよりも便利に使うことができました。
まだまだ発展が続いていきますので、ユーザーが思う「かゆいところに手が届かない」部分を、きっと克服していくことでしょう。